今日も微速転進

ここではないどこかへ

Namecheapへのドメイン移管

更新期間はまだ先ですが、さくらインターネットからNamecheapに趣味で運用中のドメインを移管しました。

Namecheapのサービス概要はこちらが詳しいです。

さくらインターネットのサービスに不満があったわけではなくて、なんか面白味にかけるのと、UIがイマイチなので。 時間のあるうちにやっておこうというのと、DNSSECなどいろいろ試して見たいので。

GoDaddy候補の一つでしたが、Whoisの情報公開代行費用が高いので却下。

参考:DNSSEC対応の独自ドメインを年額$0.88で運用できるよという話 - hnwの日記

手順

まずはさくらインターネット側の転出手順 に書いてある内容を確認。

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スクリーンショットを取り損ねたので概要のみ。

  1. https://www.namecheap.com のページの検索ボックスの左にある半透明の"Transfer"ボタンをクリックすると検索ボックスのボタンが切り替わる
  2. 移管したいドメインを入力して検索ボックス横の"Transfer"をクリックする
  3. ドメインがロックされていなければ、詳細情報の入力ページに遷移する。この時点でオースコードを要求されるので、移管元(今回はさくらインターネット)の方で手続きする
  4. 移管元で転出手続きをすると、ドメイン管理者として設定してあるメールアドレスにオースコードの記載されたメールが届く(2営業日待たされた)
  5. Namecheap 側に戻って、オースコードを入力、付加サービスを確認して支払い手続きへ
  6. 支払い手続きを完了させると(今回はPayPal)、通知のメールが送信される
  7. Namecheap から ”Domain Transfer Request for XXX” というタイトルのメールが来るのでメール内のリンクをクリックして承認手続きへ(XXXは移管しようとしているドメイン名)
  8. 完了通知が来るのを待つ(5営業日以内と書いてありましたが、ざっくり30時間後ぐらいに完了通知のメールが届きました)
  9. Namecheap のダッシュボードにログインしてDNSサーバーの設定を変更(移管直後は移管元の設定のままになっている)

返金ポリシーによると期間内(5営業日)にドメイン移管が完了しなかった(失敗した)場合は返金されるとのことです。

Namecheap のDNSを使うのもアリですが、今回はCloudFlareDNSサーバーにしてみました。今更CloudFlareって感じですが、なんとなく使って見たかったので……。

CloudFlareはいわゆるCDNサービスで、フリーミアムモデルで運営されています。つまり、基本機能は無料で使えます。

SSLについても面倒を見てくれるようですが、ホスト名なしのアクセスと、"www.ドメイン名"について有効化する必要があるようなので一旦OFFにしています。

費用など

合計$12.06でした。日本円としてはPayPal経由で支払ったので1,273円でした。素直にPayPalのレートで換算しているので、円相場そのままではないです。

多分、1ドル101.50円ぐらいのレートに手数料4%。PayPal側で変換せずにドルでカード会社側に請求させれば3%ですが、為替レートの確定タイミング次第で割高になりかねないので妥協しました。差額は数十円のレベルなので。

公式ページは少々わかりにくいですが、スクロールしていくと、”Why use Namecheap?”という文章の下、中央に"Price"というタブがあるのでそこをクリック。価格表の左側の"Register"という箇所をクリックすると表が折りたたまれる。更新なら"Renew"、移管の場合は"Transfer"というセルをクリックすると、表が展開されれ、それぞれの費用が確認できます。

注意点

  • 日本のドメイン登録業者だとWhois 情報公開代行は無料オプションの場合が一般的ですが、Namecheapの場合は1年目無料で2年目以降は有料($2.88)
  • 説明文、インターフェイスも英語です。
  • JPドメインは移管できない模様

まとめ

SSLはLet's Encrypt の更新の関係もあるので一旦保留として、通常のアクセスはCDNのおかげで体感速度が向上しているような気がします。


それではまた。

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