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OCRアプリ handyOCR ver 1.1 をリリースしました。

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(前略)、というわけで、OCRアプリ handyOCR ver 1.1 をリリースしました。

geo.itunes.apple.com

基本的にバグ修正リリースです。特定の画像でOCR処理が空振りするケースがありました。 そこで対策として画像の二値化処理アルゴリズムを切り替えられるようにしています。

二値化処理というのは画像の各画素についてあるしきい値を基準に0と1(黒か白か)にマッピングする処理です。 様々の画像処理手法、特にパターンマッチ系で前処理として利用されています。 この処理でしきい値の判定に失敗すると真っ白または真っ黒の画像となり、文字の読み取りに失敗します。

今回のリリースではGPUImageというライブラリを組み込んで、二値化処理アルゴリズムを選択可能にしました。

github.com

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Tesseract-OCR-iOSのデフォルトの二値化アルゴリズムである「大津の二値化法*1」のかわりに、 「GPUImageAverageLuminanceThresholdFilter」または「GPUImageAdaptiveThresholdFilter」を選択できるようにしました。前者は特にカラー画像、後者はノイズの多い画像向けです。

理想的には自動で最適なアルゴリズムを適用させたいところですが、現状はうまくいかない場合は切り替えて下さい、ということで。

提出からリリースまで

一応経過を記録しておくと、

3/21 0:19 submit
3/25 1:03 status in Review
3/25 4:45 Reject
3/25 昼頃、必死でデフェンス(バグじゃないよ、設定で回避できるよと力説?*2
3/26 0:38 status in Review
3/26 0:45 Pass (status is Pending Developer Release)
3/26 2:05 手動でリリース

概ねこんな感じでした。アッップデートは審査開始までが比較的早い、のかな。

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その他

まあバグ修正とはいえリリース祝いってことで。

うろ覚えですが、稲盛和夫さんだったか松下幸之助さんの本に「成功者は些細なことで大喜びする」とか言う話がありました。 そういう訳でファミマのドーナツとコーラで盛大に。

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何はともあれリリースはリリース!!

幸いなことにここ数日は耳鳴りも鳴りを潜めて*3いるようなんで、ま、早いとこ次の作業に取り組みたいところ。次こそはAppExtention対応させたいけどその前に別アプリが先、かも。

下記よりダウンロードできます。

*1:英語版ウィキペディア:Otsu's method - Wikipedia, the free encyclopedia

*2:実際には英文5、6行の返答で通った。

*3:まさに耳鳴りだけに……。