久しぶりにプラモデルを作ってみたけれど……
……今でも組み立て作業中は夢中になれるけど。
楽しいかと言われると疑問。作業に没頭しているだけっぽい
昔はあんなに夢中だったのに……。
ある種の不感症?あるいは鬱か何かか……。
いい歳して云々とかそういうこと言われると言い返しようがないですが。
作ったやつ
HG 1/144 GAT-X105A エールストライクガンダム (機動戦士ガンダムSEED)
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2014/02/08
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログ (7件) を見る
2014年発売のリファイン版。
改造しなくても立て膝ポーズのとれる驚異のクオリティ。
千円ちょっとでこれかというレベル。気持ち頭部が小さい気がするけど。
フル装備。どうにか自立してる。
いわゆるただの素組み。最近はパチ組みというそうで。
目の部分だけ付属のシール。
集合住宅暮らしのなので塗装はちょっと……。
用意した工具は以下のみ。
反省点はカッティングマットを用意してなかったところ。あとピンセットも。
改造箇所
ツノのでっぱりをちょっと削っただけ……。
ほんとはもっとゴリゴリ削って指に刺さるぐらいにしたいところ。
付属のナイフとか翼(?)のエッジ部を削りたいけどめんどい。
感想
前回久しぶりに作ろうとした時(目の手術前)は視力低下で断念したのでちゃんと完成させたというのは大きい。
キットの完成度は素晴らしいと思います。ついでに言うとタミヤの薄刃ニッパーは意外といい。過去に使っていた5千円ぐらいの高級品なみ。
2014年のキットでこのレベルだと最近はさらに進化しているのでしょう。普通に恐ろしいですね。2020年でガンプラ40周年らしいです。
オリンピックはともかくこっちは頑張って欲しい。
それはともかく、プラモ作って楽しいのかどうかが問題で。
数時間にわたって没頭できるのは間違いないし、退屈ではない。
お金とか色々考えてしまって純粋に楽しめない?
どうせ(集合住宅暮らしのなので)塗装できないとかわかりきっているから?
エアブラシなんて持ってないし*1。
そもそもアニメを見てないからか。プラモの話をするような友人と疎遠になったからか。
そもそもなぜ作らなくなった?
高専の寮という不自由な環境。経済的な厳しさ。パソコンという新しいおもちゃ。
コンピュータ関係の本を買うために小遣いを使っていたのと、上級生が格闘ゲームをプレイしている横でドラマとかアニメは見れませんでしたね。 そのままプラモも買わず、と。
一時的に一軒家暮らしだった時は普通に塗装(筆塗り)もできましたが*2、それ以降はさすがに面倒になってやめたのかな。
中学生の時点でカードゲームとか他の趣味にお金を吸われていたのもあったか。
人間の感性は鈍っていくのか…
別にプラモをdisりたいのではなくて、人間の感性って退化するんですねという話で。
環境(主に親とか知人とか経済力とか)によって「自分が好きだ」と思い込んでいるものが本当にそうなのか?っていう。
少なくとも「手先が器用になれば就職に都合が良かろう」という親の邪な意図*3によって娯楽を制限されていただけで、 当時の自分が本当に好きだったのか疑問に思えて仕方ない。
親に『あんたこういうの好きやろ』という誘導の結果?
少なくともテレビゲーム禁止という縛りがあったのは確実で。バラエティ番組と歌番組も実質禁止だったし。
子供の頃それなりに夢中になっていたミニ四駆とかトレーディングカードゲームの類に関しては周りに流されていた部分がかなりあったかな。少なくともカードゲーム系は割と性に合っていて「楽しんでいた」はず*4。
どうしてもこれがやりたいとか、そういう衝動をどこかでロストした感じ。本屋で面白そうな本を見ると読んでみたいという知識欲はあるけど。
あれこれ解決策を考えたりするのは嫌いじゃないけど、それは趣味の類ではない……。
老後の楽しみにとっておく、とか定年後は思う存分というプランはやめた方が良さそうに思います。
最後に
いわゆる沼にハマらないよう、無意識に自分にブレーキをかけているのでしょうか。
いまいち自分が何が好きなのか、自分でもよくわかりません。
話の通じない人間が嫌いなのは確かですけど。
それではまた。
- 作者: 有澤浩道
- 出版社/メーカー: 大日本絵画
- 発売日: 2017/07/31
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
阪急梅田から西梅田(四つ橋線)への乗り換え
ちょっと会社説明会に行こうとしただけなのに……。
予定より一本早い電車に乗ったのに、乗り換えに戸惑って元の予定の時刻に着いたという。
東梅田も難易度高いですが、西梅田も尋常ではなかったです。
何の話かというと、阪急梅田駅から地下鉄の西梅田駅への乗り換えルートは面倒だという話。
関東の大きい駅(新宿とか)も地味にダンジョンだけど大阪(梅田)も負けていませんよ。
地下鉄に限れば東京の方がマシだと思う。
難波とかあの辺はシンプルだったはずだけど。
何というか、西の梅田、東の新宿?
関東のダンジョン予備軍は一つや二つではないのでしょうけど。
ルート案内(阪急梅田〜西梅田(四つ橋線)
阪急京都線で梅田駅に到着した前提でルートの概要を以下に。
- 阪急17番街の看板のある下りエスカレーターへ。もしくはその右隣。
- エスカレーターを降りたら、そのまま道なりにまっすぐ。歩く歩道のある通路か、その一本となり。
- 左手の方に外の景色が見えるかもしれないが、ここで外に出てはいけない。銀行の看板を目印に阪急百貨店を目指す。
- 阪急百貨店を右前方に、左手側に銀行の看板を見つつ直進。人ごみで見えないかもしれないが、下りエスカレーターがある。
- そのままエスカレーターを降りる。地下鉄への標識が見えるはず。ここで四つ橋線・御堂筋線は右手の通路へ。
- そのまま進むと阪神百貨店の入り口が見える。ここは右手の方へ。左手側に阪神百貨店のショーウィンドウを見やりつつ直進。
- 最後の分岐路にして最大の難所。いきなり東梅田への案内標識が出現してびっくりするが、素数を数えなくてもいいので冷静に。ものすごく紛らわしいが、地下鉄の改札へのを探して左手方向に。地下鉄への案内標識が見つからないかもしれないが、しばらく阪神の改札横をしばらく進めば出てくるはず。
- 不安と戦いつつ進んで行くと、左手前方に西梅田の出口専用改札が見えるはずなので、階段を降りて右側の通路へ。しばらく進めば改札口。
さすがに人が多いので途中の写真は諦めました。おまわりさん不審者ですとか言われかねないし。
なお、ZenFone 3Max のおかげで撮影した画像のサイズが大型化して切り抜き or 縮小必須になっています。
思ったこと
東京の地下鉄に比べてなぜか乗り換えにまごついたり右往左右するのか謎。
東京の事故による振り替え輸送も鬼畜だったけど。
大阪はホスピタリティなさすぎ。通路にある柱に広告貼るのはほどほどにしてほしい。
何が辛いかってあちこち柱にカラフルな広告が貼ってあるせいで目に大量の情報が入ってくる。視線が広告に引っ張られて天井からぶら下がってる案内標識が埋もれるというか、焦りと相まって余計に混乱する。
柱がでかいというか太いのも大概だけど、広告が目障りだってなんで気がつかないのか。
普通に初見殺しはやめてほしい。
阪急梅田から地下鉄への乗り換えがやばいって知ってるからこそなんとかなるけど、就活の学生とか結構焦ってテンパってもおかしくないし*1。
観光客増やしたいならここは改善してほしい。
いやほんとにIC乗車券のおかげ。 改札の位置と券売機が離れてたりとかそういうトラップ*2を回避できたし。
あと路線検索は駅名だけでなく路線名をもっと強調してほしいところ。
関西人だけど大阪の地下鉄は嫌いです。
「はてなブログPro」化して1ヶ月なのでざっくり状況など
記事下に広告(×2)を仕込むだけで月額料金の何割かはペイできそうな感じ。
これはもう、圧倒的感謝。
別にダブルレクタングルにしなくてもいいかも。
ただし、スマートフォン向け表示の場合は縦に2個続けて表示するとアドセンスの規約に違反してしまうので画面幅に応じて表示する広告の数を切り替えるようにしている。
現状、クリックされているのはどちらかというとスマートフォン経由の方が多い感じ。
そもそもこのブログはあんまりスマートフォン向けの記事は書いてない*1ので意外。
独自ドメインはサブブログに使う予定だけどまだ未着手。
クリック率は非常に低いのでシュレディンガーの猫というか、安定感は全然ないけど。
それはさておき、今更になってクレジットカードで新規申し込みすると1ヶ月無料って地味にひどいよね。
先に言えよ、みたいな。
何はともあれ有料プランの元は取れそうなんで一安心。
ではまた。
*1:当然、広告ブロッカーユーザーが多いはずで、しかも仕事中は広告はクリックしないはず
書評:『ゲームを動かす技術と発想』
- 作者: 堂前嘉樹
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2013/08/14
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
5月に50%オフで買ったやつ。
可もなく不可もなし、悪い本ではないけど、特別すごいことが書いてあるわけじゃない。
3Dグラフィック処理について、負荷軽減のヒント集としては悪くない。
本格的に3Dゲームを作ってみようと思った人が、専門書を読む前に読む本。最初のとっかかりとしては良書。
多分、同じようなコンセプトの本は他になさそうなので貴重ではある。
概要
前半がコンピューターのハードウェアの仕組み。後半がゲームにおける主に描画周りのテクニックを平易に解説している。
具体的なソースコードは記載されていないが、考え方を理解するには十分。ただ、2012年の本なので最近の話題は取り扱ってない。
- 固定レイアウト
- ごく一部を除いてソースコードは登場しない
- 処理速度を稼ぐためのノウハウ中心
- 索引込みで335ページ
- あとがきが無難すぎてつまらない
感想
中途半端の一言に尽きる。
想定読者のレベルが微妙。中学生でも理解できるないように思えるが、4章(特に4.5節)の2進数関連の説明が中途半端。
浮動小数点数についてはバイアス値*1の説明がないまま。
後半のCPU/GPUの負荷を軽減するノウハウの話は面白い。
ただ、クォータニオンとジンバルロックの説明はよくわからなかった。
前半はともかく後半については、ゲーム開発側の視点から、その機能が必要な背景を説明しながら紹介している。
GPUの機能について「なぜ」と「どういうメリット」があるかをしっかり説明しているところがポイント。
ただ単にGPUの機能を列挙したり、項目別に説明されるよりは格段にわかりやすい。
まとめ
ゲーム制作に興味がある中学生、高校生あたりが読むにはいい本ではないかと思った。
もちろん二進数の演算とかその辺は他の本でフォローする前提で。
価格と内容のバランスからすると、どちらかというと新書として出して欲しい内容だろうと思う。
*1:指数部に127をバイアスする
say コマンド(macOS)を英語学習に活用する
ちょっとした小ネタ。
macOSには標準で音声読み上げ機能が存在している。いわゆるVoice Overというアクセシビリティ機能。
ただ、この機能を常時有効化するのは正直うっとおしい。
視覚補助としての機能とは別に、選択した文字列をを読み上げる機能もある(「設定」→「アクセシビリティ」→「スピーチ」)。
ただし、日本語環境におけるデフォルトは当然日本語音声。
英語音声に設定することもできるけど、音声読み上げ機能を呼び出すためのコマンドが用意されているのでこれを使う。
say コマンドとは
iTermなどの端末エミュレータを起動してsay
コマンドを使うことで、任意の文字列を指定した言語で読み上げさせることができる。
基本的な構文は、以下のとおり。
$ say -v 音声名(人名) 読み上げさせたい文字列
読み上げさせたい文字列を指定しない場合は、標準入力からの入力待ちになる。リターンキーを入力するたびに文字列を読み上げるので、連続して読み上げさせるという使い方もできる。-v
オプションに指定する引数は、下記のようにすれば確認できる。
$ say -v '?'
bashの場合はシングルクォートなしでも問題はない。この方法だと全言語について表示されてしまうのでgrep
でロケールを指定して絞り込む。
$ say -v '?' | grep en_US Alex en_US # Most people recognize me by my voice. Fred en_US # I sure like being inside this fancy computer Samantha en_US # Hello, my name is Samantha. I am an American-English voice. Victoria en_US # Isn't it nice to have a computer that will talk to you?
イギリス英語の音声名を調べたいなら、en_US
の代わりにen_GB
とすればいい。
読み上げ速度は-r
オプションに一分間あたりの単語数(words per minute)*1を整数で指定する。
詳細は端末エミュレータでman say
を実行。
その2:say(1) Mac OS X Manual Page
より便利に使う
アメリカ英語については男性音声と女性音声がそれぞれ2人ずつ用意されているので、これを有効活用したい。
一つの単語について1秒間隔で別の音声で読み上げさせるようなスクリプトを作ってみる。
#! /bin/bash for person in Alex Fred Samantha Victoria ; do # echo ${person} say -v ${person} $1 sleep 1 done
使い方は適当なファイル名(例えばmultisay.sh
で保存して(要実行権限)、引数に文字列を指定するだけ。
$ multisay.sh 文字列
ハードコーディングは良くないとかエラーチェックが……とかマサカリが飛んできそうだけど気にしない。
真面目にやるなら少なくとも引数の文字列が与えられないケースの考慮が必要。
人名決め打ちの部分(for文のin
とセミコロンの間)をいじって、イギリス発音とかオーストラリア発音を混ぜることもできる。
おしまい
普段はスマートフォンの辞書アプリで事足りるのだけど、ごくたまに地域差とか男女差を確認したいケースがあったりする。
そういうケースで(しょぼいけど)微妙に便利。
英語の学習教材だと男性音声・女性音声の両方を収録しているものもあるけど、辞書アプリもオンラインの辞書も音声は1パターンしかない。
最近のWindowsはこういう機能はどうなのか知らないが、macOSは標準でこういう機能が利用できるので地味にお得。
普通にオフラインで使えるし。
ではまた。
*1:ネイティヴで180から200wpmらしいがデフォルト値不明