さくらのVPSから移行してみる
スポンサーリンク
利用中のさくらのVPSがオーバースペック気味なのでConoHaへ移行。 さくらのVPSの難点は契約プランのダウングレードができないってところ。
G○Oは正直な所イメージ悪いんで避けてた訳ですが、むしろそこまで信頼性の要求されるような訳でもないよねってことで。
ConoHaというサービスはVPSというかクラウドもどきなサービスという認識。
萌えキャラを前面に押し出した宣伝がちょっと萎えるけどコスパは悪くないよねっていう*1。
メリット
- 前払い方式の場合はデビットカード、PayPalが使える
- 日本国内居住云々という制限は少なくとも明記されていない
- IPv6アドレスがたくさんついてきる*2
- 海外データセンターも利用可能
- データ転送量による課金または制限なし
- ディスクイメージのスナップショットが取れるらしい
さくらインターネットの場合は基本約款の第6条の1に
ただし、次の各号に該当する場合には、当社は、利用申込みを承諾しないことがあります。
とあって、
iv. 申込者が日本国内に在住していない場合
と書いてある。一方、ConoHaの方は、
当社の裁量により、利用希望者についての審査を行うことができるものとし、(略)
とは書いてるけど「国内在住でないとダメ」とは書いてない*3。アメリカのVPSとか使えば済む話なんだけど一応。
デメリット
- ウェブサイトに表記されている料金は税抜き価格
- 追加ディスクが割高な印象
- システム側のファイアーウォールが細かく設定できない
- 標準で用意されている以外のOSを使いたい場合(さくらの表記だと「カスタムOSのインストール」)、APIを叩くかconoha-isoというコマンドを利用する必要がある。
- 前払い方式の場合、一度入金すると返金はない
- クラウドなのかVPSなのかはっきりしない…
- 宣伝に萌えキャラのイメージが強いんで、そっち系の人だと思われがち?
- 運営会社の親会社が悪名高いGM○
なんか知らないが標準でArch Linux が用意されている割にUbuntuはLTSしかないという不思議仕様。
Ubuntu 15.10を利用したいのが、標準では用意されてないようなので、別途ISOを用意する。 手順としては、まず必要なスペックのVPS(OSはどうせ入れ直すのでなんでもいい)を作成、電源を落とす。
ローカル側(MaxOS)で下記のコマンドをインストールしてISOアップロード(?)。
CLIツールで簡単にISOイメージをマウントする - このべん(ConoHa)
カスタムOSのインストールについては配布元のURLを指定する方式なので意外と早く終わる。というか、これはいい機能。さくらインターネット様も見習っていただきたし。
ちなみにアップロード(?)というかダウンロードするよう指定したISOはどうしたらいいのか問い合わせたところ、下記の回答。
ISOはお客様にて削除することができない仕組みとなります。
なお、弊社にて一定期間保管後、自動削除となります。
一定期間っていつやねんと思ったが頻繁に使うわけでもないしどうでもいいか。
Ubutun 15.10 Serverをインストールしてぼちぼち移行してます。
ソースコードの類はbitBucketにあるんで環境構築が済んだらデプロイ先を切り替えて動作確認してDNS修正して完了。 現状の印象としては、ブラウザ経由のコンソールはさくらより良い印象。sshでログインすると引っかかる感じがする。
まあ障害が発生しない限りは結構いいんじゃないでしょうか。女性で言うところの、「黙ってれば可愛いのに」とか「喋らなければ…」みたいな? トラブった時はその時はその時。大事なサービスはさくらインターネット方にしとけばいい。
それはそうと、さくらインターネットの方は「桜」で、こっちはConoHaなんで「木の葉」を連想してしまう。どっちも舞い散るイメージなのは何故でしょうね?
桜の花が散った後は実がなるからいいのか?木の葉が散った後は、まあ葉が散っても木が枯れるわけではないか。
まあサーバーいじってるのは個人的には楽しいからいいですが。Trouble is my business.な業界ですしね*4。
一応、お友達紹介すると云々。
まあぼちぼちやってます。