何のためにプログラムを書くのか
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やっぱりIT業界に向いてないのかと思ってモヤモヤしていたのがはっきりしてきたので書いてみる。
問い:何のためにプログラムを書くのか?
答え:楽がしたいから。
学生時代にLaTeXでレポートを書いていた関係で、CSV形式のデータを加工してgnuplotに流し込んだりLaTeXの表形式にするためのスクリプトを書いた、というのが 自分が(授業で以外で)書いた最初のまともなプログラムだったかと思う。
Perlでループぶん回して、大小問わずデータをまとめて何とかするスクリプト、というのが自分のプログラミングの原点。 その当時管理していたマシンに新規ユーザーを追加するためのスクリプトを組んだりもしてたと思う。いつの間にかRubyに移行したけど。
プログラムが書きたかったわけじゃない。楽がしたかっただけ。
四苦八苦して書いたプログラムが動くのは楽しかった。
でもジグソーパズルが完成した時のような楽しさとはどうも違った。
当時も今も結局のところ、プログラムが生み出す結果が欲しかった。
その辺が今ひとつ壁を破れないというか、凡人どまりな一番の理由かと思う。
自分にとってのITはやはり、「めんどくさい何か」をどうにかしてくれるツール。
気難しい魔法のランプようであり、時としてドラゴンボールを全て集めるかのごとく面倒だったりするけれど*1。
正直に言うと、綺麗なコード云々というのは疑問に思っているし、アルゴリズムがどうとかいうのもあまり関心がない。 もちろん少ない行数でシンプルに書けるというのは評価するけれど。 「動けば正義」ってのはいい言葉だと思う。もちろん一定時間内に終了してくれないと困るのは事実だし、まともに動かないと話にならない。
後で面倒くさいことになりそうな場合はちゃんと書くけど基本的に短期で横着なので妥協しがち*2。
ITはコスト削減策なんかじゃない。人間が楽をするための道具。 一人では到底可能にする道具、不可能を可能にする道具。
面倒くさい、煩わしいを回避するのがITの真骨頂。(と、信じている。)
ガチなプログラマの仕事ではなくて、ITスキルで楽ができる業界、自動化とか省力化を評価してくれる分野を探せばいいのではないかと思っている。
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