結局、ラズパイ公式カメラモジュールを買った
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まさかのAmazonポイントゲットという天の助け、まさに天佑があったのでポチッと*1。
開封してやっつけ仕事でケースを自作したところまで、です。
付属のケーブルが短いのでどう使ったものやら。
はじめに
Raspberry Pi 高精細カメラボード Camera Module V2
- 出版社/メーカー: Raspberry Pi
- メディア: Tools & Hardware
- この商品を含むブログを見る
Amazonで購入する場合は販売元に注意されたし。私はAmazonポイントを使用すべくAmazonでで購入しました。
商品に付属のケーブルは15cmと短いのでKSYで別売の長いケーブル*2とセットで買うほうがベターだろうと思います。送料を除けば価格もAmazonよりKSYの方が安いし。
カメラモジュールの商品ページ:ホーム - Raspberry Pi Shop by KSY
カメラモジュールについて
公式の紹介:
搭載センサーなど詳細
- 名称:RaspberryPi Camera Module V2.1
- ソニーIMX219PQ(裏面照射型)
- 実効800万画素(3280 × 2464 pixels)
- 固定フォーカス
- 25mm x 24mm x 9mm
一番の特徴は、高解像度という点ですが、固定フォーカスながら専用の治具を使うことでフォーカスを調整できるようです。
白いプラスチックの部品がフォーカス調整用の治具(10月末くらいからの出荷分には付属してるらしい)。
参考:ビジョンプロセッシング・コミュニティ:ブログ
11/8のエントリを参照。
諸事情はこの辺りに
- mieki256's diary - Raspberry Pi のカメラモジュールV2はピントが合ってない
- Raspberry Pi • View topic - New 8MP Camera - Q&A thread
具体的なフォーカスの調整についてはInterface の2016年9月号が詳しいです。どれくらいの調整量でどの程度の焦点距離になるか、表にまとめられています。
記事によると無限遠から5cmまで調整可能。ただし自己責任で、だそうです*3。
レンズに傷がつくリスクがあるので保護フィルムを貼れとか、思わず躊躇するような注意書きが書いてあります*4 。
紙媒体版はアマゾンでは在庫切れだったので、Tech Village から電子版を購入しました。 電子部品を取り扱っている店だとバックナンバーを置いてる店があると思います。
CQ出版からバックナンバーを購入することもできるようですが。
ケースの自作
ケースの自作は以下を参考に。
問題はフリスクの20%増量によるパッケージ変更というところですかね。
このフリスクのケースの寸法ですが、長辺が約70ミリ、幅38ミリ、高さが9ミリとなっています。
カメラモジュールは2.5×2.4と微妙に正方形ではないうえ、コネクタが基盤の裏に出っ張っているせいで高さが9mm。そのままでは微妙にケースのカバー側が干渉します。
[2016/12/29 追記] 公式に寸法の資料がありました。
加工手順
とりあえず真ん中でぶった切ります。多少ずれても目の粗い紙やすりでゴリゴリ削ってリカバリーできます。元から中央に丸くぼみと出っ張りがあるのでそこを目安に。
固定用のネジ穴を開けます。 コピー用紙*5にカメラモジュールのネジ穴の位置をマークしたものを貼り付けて、ピンバイスでサクッと固定用のネジ穴を開けただけのやっつけ仕事です。
上面はざっくり油性ペンでマーキングしてピンバイスでミニ四駆の肉抜きの要領で。
M2のネジとナット、上下にスペーサーを挟んで固定。ネジの長さはスペーサーの都合で5mmでは不足で15mmでは長すぎました…。
レンズの保護フィルムを剥がしていない状態です。
構造上、背面にネジが突き出すので固定する際に問題があります。 その辺りを考慮するなら、上記のリンク先と同様に前面カバー側に固定用の穴を開けて固定する方がいいと思います。
まあ暫定措置としてはいいんじゃないでしょうか。
販売されてるカメラケースも特にかっこいいとは思えないのでどっこいどっこいです。
このフリスクのケース、何が素晴らしいかというとラベルシールが綺麗に剥がれるというところです。あとは高さがもう2ミリほどあればレンズと干渉しないのでスライド式ケースにできたんですが。
付属のケーブルについて
よく考えるまでもなく15cmは短いです。もちろん用途によりますが。
Amazonでカメラモジュール用のケーブルを買おうとすると高いので、KSYで他の商品とセット購入がベターだろうと思います。
ラズパイと接続は次回ってことで。
それではでは。
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