Google Cloud Vision API についての補足
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[2018/08/14 追記]
このページは古いです。公式ドキュメントの英語ページを参照して下さい。
公式ドキュメントについても日本語のページと英語のページで数値が違っており、日本語ページの更新が間に合っていないようです。
[追記ここまで]
制限事項などの個人的2016年9月時点まとめ。参照した公式資料は2016年8月18日付け。ほとんどメモです。
下記のURLでベストプラクティスが公開されている。
Best Practices | Google Cloud Vision API | Google Cloud Platform
対応画像フォーマット
画像の送信方法
# Linux $ base64 input.jpg > output.jpg # MacOSX $ base64 -i input.jpg -o output.jpg
画像のサイズなど
ファイルサイズは1ファイルあたり4MB。一度のリクエストで送信できる合計サイズは8MBまで。
解像度
FEATURE | 説明 | 推奨解像度 |
---|---|---|
LABEL_DETECTION | 画像に含まれる物体を検出 | 640x 480 |
TEXT_DETECTION | 光学文字認識(OCR)機能 | 1024x768 |
FACE_DETECTION | 顔認識 | 1600x1200 |
LANDMARK_DETECTION | ランドマーク(目印となる建造物)を検出 | 640x480 |
LOGO_DETECTION | 会社のロゴを認識 | 640x 480 |
SAFE_SEARCH_DETECTION | 不適切なコンテンツ(暴力表現やわいせつ画像など)の検出 | 640x 480 |
IMAGE_PROPERTIES | 画像の特徴(ドミナントカラーなど) | N/A |
FACE_DETECTIONについては目と目の距離が重要らしい。FACE_DETECTIONとTEXT_DETECTION以外の機能は 640x480 が推奨サイズ(Recommend)。これ以外のサイズでも動作する。しかし画像サイズが大きすぎても小さすぎても精度が低下すると書いてある。
詳細:Best Practices | Google Cloud Vision API | Google Cloud Platform
リクエスト回数などの制限
- 1秒あたり10リクエスト
- それぞれの機能(feature)について1日あたり700,000リクエスト(70万リクエスト/日)
- それぞれの機能(feature)について1ヶ月あたり20,000,000リクエスト
- 1秒あたり8画像*1
- 1リクエストあたり16画像まで
- 各機能の合計で 20 million Unit ( 各機能の呼び出しを1 Unit) /月
制限はプロジェクト単位で、そのプロジェクトに含まれるすべてのアプリケーション、IPアドレスに適用される、とのこと。また、一度のリクエストで例えば1つの画像に顔認識と文字認識の2つの機能を同時に指定すると料金としては合計2ユニット(単位)とカウントされ、両方の利用料が発生する。
申請すればリミット(Quota)の引き上げは可能。
そのほか
料金表はリンク先の末尾にあります。「料金ガイド」というリンクはアクセスできない*2ので下記を参照。
- Pricing | Google Cloud Vision API | Google Cloud Platform
- Cloud Vision API Requests and Responses | Google Cloud Vision API Documentation | Google Cloud Platform