macOS Server のインストール
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Xcode Sever(Xcode サービス)というのを試すために、macOS Serverをインストールしたのでメモ。
というか別に何も難しくないですが。
インストールしたバージョンは5.3.1。ノート系より据え置きマシンにインストールするのが本来の用途だろうと思います。
macOS Server とは
サーバー版のOS Xにあった機能をパッケージとしてまとめたのだろうと思います。アドオンパッケージみたいな扱いです。
本来2400円ですが、開発者ライセンスを持っている場合は無料。
Windowsで言うところのActiveDirectoryのようなこともできるみたいです。
複数台Macを所有してる環境で、例えばMac miniあたりにインストールすると、Time Capsule兼プロキシサーバー兼ファイルサーバーのような、便利なマシンになるようです。
機能リスト:macOS Server - 仕様 - Apple(日本)
ただのファイルサーバーないしバックアップなら普通に省電力なLinuxサーバーか、FreeNASで十分な気がしますが、今回のお目当は Xcode Server なので。
ダウンロード(有償で購入する場合)
開発者ライセンスを持っていない場合は$20、日本円だと2400円。
普通の人はふつうにApp Store で"macOS Server"と検索して「インストール」で問題ないです。
簡単ですね。 開発者ライセンス保有者は次の項目へ。
ダウンロード(開発者ライセンス保有者向け)
iOSかmacOSのデベロッパーライセンスを持っていること。
まず開発者ライセンスに登録しているApple IDでログインした状態で、https://developer.apple.com/download/にアクセス。
ベータ版のダウンロードリンクを無視して下にスクロール。
Xcodeとかのダウンロードリンクの下に"macOS Server <バージョン番号>“という行があるの右端の"Download"をクリックする。
無料ダウンロード用のコードが生成されると同時にiTunes App Storeアプリが勝手に起動する。
ギフトコードを入力云々と表示され、「一体俺にどうしろと?」と言いたくなりますが、勝手に謎のコードが適用されてダウンロードは始まっているので何もしない。
この時点でバックグラウンドでダウンロードが開始されている。
しばらく放置してApp Store アプリで「購入済み」タブに移動。
あとは待つだけ。
インストール完了後、Applicationフォルダーに"Server.app"というファイルができる。
セットアップ
App Storeアプリからの購入済みアプリの一覧から「開く」をクリックするか、Applicationフォルダーにある"Server.app"をダブルクリック。
表示されるウィザードの「続ける」をクリック。
ライセンス文書が表示されるので内容を確認して「同意する」をクリック。
設定変更のためにユーザーのパスワードを訊いてくるので入力して「許可」をクリック。
あとは完了するのを待つ。
完了するとチュートリアル画面が表示されるので使いたい機能の解説を見ることができる。
インストール完了後すると2ペイン構成のウィンドウが表示される。
最低限の初期設定
初期状態ではインターネット側からアクセスを受け付ける設定なので「サーバー」カテゴリからマシンを選択して「アクセス」タブの「デフォルト・ネットワーク・アクセス」を「プライベートネットワーク」にしておく。
macOS自体のファイアーウォールと、ブロードバンドルーターが弾いてくれるはずだけど。
まとめ
ひとまずここまで。
Xcode Server は別エントリで。