eqMac2 (サウンドイコライザー)のインストール
スポンサーリンク
macOS用のサウンドイコライザー、eqMac2のインストール手順。
本来の用途ではありませんが、難聴による聞きづらさの改善用途で使用しています。
eqMac2とは
eqMac2はmacOS用のサウンドイコライザーです。再生される音のエフェクトをかけるためのソフトウェア。
nodeful/eqMac2: 🎧 - System-wide Audio Equalizer for the Mac
特定のアプリケーションではなく、システム全体(system wide)に作用するためmac上で動作するすべてのアプリケーションに 効果を加える事ができます。
主な対象ユーザー
- サウンドイコライザー機能を持たないサウンド系アプリケーションの出力する音に変化をつける
- すべてのアプリケーションで同じサウンド設定を使いたい、またはメニューバーから設定を管理したい
- 軽度〜中度難聴者の耳の特性に合わせてMacのサウンド出力を調整する
準備
- 「 システム環境設定」の、「セキリティとプライバシー」を開く。
- 画面中央下の、「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」の設定を変更。
- 「Appストアと確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」という選択肢をONに
「すべてのアプリケーションを許可」という状態でもインストール自体は可能です。
インストール方法
まず、プロジェクトのページから「Download」をクリックしてdmgファイルをダウンロード。
ディスクイメージ(dmg)ファイルをダブルクリックしてアイコンをドラッグアンドドロップする方式です。
事前に上記の設定変更を行っている場合は極めて簡単です。以下は事前に設定変更をしていなかった場合の手順になります。
アイコンをドラッグしてドロップ
アプリケーションフォルダから起動(Cmd+SpaceからeqMac2と入力してもOK)
インストールするかの確認
セキリティ上の理由でブロックしたというダイアログの表示(事前に設定変更していれば不要)
表示のタイミングが前後する可能性があります。
再起動(環境に依存)
環境によっては再起動が必要。
ポップアップメッセージが表示されないなら再起動は不要。
初期設定
初回起動時のみ設定についてのポップアップウインドウ(下記の画像)が表示される。
内容は新しいバージョンのリリースを自動的にチェックするかの確認。
特に問題がない限り"Check Automatically"(自動的に確認)をクリックしておく。)
ステータスバーにMの文字をあしらったアイコン()が表示されるのでクリックすると設定メニューが表示される。
上部のプルダウンメニューで設定を切り替える。初期状態ではFlatとCustomのみだが"Show default preset"というチェックボックスをオンにすると、プリセットの設定が利用できるようになる。
Band の切り替え
設定メニューの"31 Bands”というボタンをクリックするとより細かく分割した周波数帯域で調整できる(その分処理能力を要求される)。
設定の保存
カスタマイズした設定は設定メニューの右上のフロッピーディスクのアイコンで保存できる。左上のアイコンはリセット。
まとめ
一般的な難聴による聴力の低下、特に高周波領域の聴力低下に有効。
残念ながら私の耳では本来の用途はであるサウンドイコライザーとしての性能については判断できません。
なお、聴力に問題を感じる場合はまず耳鼻科へ。サウンドイコライザーの設定にも聴力検査のデータがあると確実です。