VPS移行の続き(備忘録)
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前のエントリの続き。
[2016/03/11 一部追記]
とりあえず該当の「さくらのVPS」上のものは一通り移行。さくら側は解約手続き。
結論からいくと、毎月9日までに解約手続きすればその月の月末で契約満了ということらしい(毎月払いの場合)。いやあギリギリセーフ。
以下備忘録。
Ubuntu15.10 Serverをインストールしたという前提。 ネットワーク周りはdhcpでよろしくやってくれるようなのでそのまま。IPv6はちょっと怪しいがひとまず保留。
各種追加パッケージ
$ sudo apt install mecab libmecab-dev mecab-naist-jdic $ sudo apt install silversearcher-ag wget lv
UFW
一応システム側でファイアーウォールをセットできるが、大雑把すぎるのでホスト側でも設定しておく。sshとWeb関連のポートだけ空いていればいい。
$ sudo ufw status $ sudo ufw default DENY $ sudo ufw allow 22 $ sudo ufw app list $ sudo ufw allow 'Nginx Full' $ sudo ufw enable
一部不要なルールを手作業で修正する。mDNS , UPNP を許可するルールをコメントアウト。
$ sudo vi /etc/ufw/before.rules
下記のようにコメントアウトする。
# allow MULTICAST mDNS for service discovery (be sure the MULTICAST line above # is uncommented) #-A ufw-before-input -p udp -d 224.0.0.251 --dport 5353 -j ACCEPT # allow MULTICAST UPnP for service discovery (be sure the MULTICAST line above # is uncommented) #-A ufw-before-input -p udp -d 239.255.255.250 --dport 1900 -j ACCEPT
同じ要領でIPv6の方も。
$ sudo vi /etc/ufw/before6.rules
Postfix
外部への送信だけ。
sudo apt install postfix
どのように設定するか聞いてくるので、「インターネットサイト」を選択。 下記の箇所を修正。
修正箇所のみ抜粋。
$myhostname = ホスト名のFQDNを指定 mydestination = 元からある行にカンマ区切りでホスト名(FQDN)を追加 inet_interfaces = loopback-only
/etc/aliases
rootのメールを別アドレスに転送するように設定しておく。
$ sudo vi /etc/aliasees $ sudo postaliases $ sudo newaliases
ghost blog platform
簡易CMSとして使ってる(使おうとしている)。/var/www/en/ghost
と/var/www/ja/ghost
にそれぞれ最新のアーカイブを展開、下記のサイトを参考にセットアップする。
旧VPSからエクスポートしたjsonファイルをインポートし、画像とかテーマを仕込んでいく。
せっかくなのでテーマも変更。READMEの通りでOK. h4t0n/odin: A simple theme for Ghost made for geeks, hackers and developers (forked from Casper).
[2016/03/11 追記]
node
コマンドがnodejs
コマンドになっているので、シンボリックリンクを作成するか、nodejs-legacy
パッケージをインストールする。
$ sudo apt install nodejs-legacy
Ruby
rbenvをシステム全体で使うように設定する。
$ sudo apt install ruby libreadline-dev libsqlite3-dev
devパッケージをインストールしておかないとrbenvでrubyをビルドできない。
$ sudo mkdir /usr/local/rbenv $ sudo chmod 775 /usr/local/rbenv
rbenvをインストール
$ sudo git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git /usr/local/rbenv $ sudo mkdir /usr/local/rbenv/plugins $ sudo git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git /usr/local/rbenv/plugins/ruby-build
rubyおよびbundlerのインストール
$ sudo su -l # rbenv install 2.2.4 # rbenv rehash # rbenv global 2.2.4 # rbenv exec gem install bundler # rbenv rehash # rbenv exec gem install unicorn # exit
あとはデプロイ用のユーザを追加してbundle exec cap production deploy
する。
そのうち追記するかも。
とりあえずここまで。