マイナー仮想通貨をCPUでマイニングしてみた
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結論:無理。今更ながらやってみましたが、利益が出そうにないということだけ確認しました。
どこかの電源にタダ乗りするとか、そういう何かがないと無理。
ひょっとしたら他のマイナー通貨ならまだ可能性はあるかもしれないですが、しばらくは冬の時代だろうと思います。
ネタ記事のつもりにしようかと思ってましたが、値下がりで全然だめでした。
情報源及び環境
BitZenyという仮想通貨はCPUでもマイニングできるらしいということでちょっとやってみました。
上記のサイトVPSはVultr の$2.5/monthの格安プラン。
手順は基本的に上記のQiitaのページのほぼそのまま。違いはコンパイル後にmake install
したのと、マイニングのコマンドをtmux
上で実行したぐらい。
下記のページからcpuminer
のソースを入手してビルドしてインストール。
GitHub - bitzeny/cpuminer: CPU miner for Litecoin and Bitcoin
マイニングプールとしてbluepoolを選択して実行。
https://bitzeny.bluepool.info/
利益が出るのか?
無理ですね。よほど低コストのサーバーでない限りCPUマイニングは厳しい印象。
3月9日から3月23日までの約2週間でほぼ14ZNYでした。この記事を書いている時点で1ZNY=3円なので42円。
サーバーの使用料金が$1.35。1ドル105円で計算して141.75円。概ね100円の赤字。
GPUとかASIC開発済みでない仮想通貨で、価格が現在*1の10倍にならないと採算は取れないです。
安価な計算資源の検討
クラウド・VPSの新規登録キャンペーンを使うという手もあります。
発想がヒッジョーに貧乏くさいですね。微妙。GCEもMicrosftのAzureもすでに登録済みなので無理。
GCEの無料枠 or 新規登録者向けの無料クレジット
無料枠で最小構成の仮想マシン作るか、あるいは新規登録なら$300分のクレジットがつくのでこれを使うとか?
$300クーポンならGPUインスタンスでビットコイン掘れるか。
AWSの無料枠
最小構成サーバーだとCPU性能が安定しないはずなので却下。
ConoHa
新規登録で1ヶ月だけ安くつくけど仮想通貨自体が上がらないと微妙。
そのほかVPS
そこそこのスペックのレンタルサーバー系の場合、アクセスの少ない深夜帯にマイニングしたらいいのでは?
異常にCPUに負荷をかけていると管理会社から苦情が来るだろうからcpulimit
とかcgroup
で制限をかけないとまずいと思うけど。
まとめ
1年早く始めてたら面白かっただろうなと思いますね。
残念無念。 Vultr とか ConoHaのようなデポジット式の課金手段のあるVPSで、使いきれなかった分の残高を使い切るとかそういう方向ならありかもしれません。
何はともあれ不労所得の道は険しいということで。
適当ですが以上です。
*1:2018年3月時点