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ここではないどこかへ

PandocでEPUBを作る その2(試行錯誤メモ)


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a244.hateblo.jp

入力形式がMarkdownであることが前提です。

見出し項目へのジャンプ

Markdownの見出し項目に以下のように{#文字列}を追加すると別の箇所からジャンプできる。ドキュメントのheader_attributesという拡張機能のところに説明がある。

入力形式がPandocのMarkdwon形式の場合(-f markdown)、特にオプション指定する必要はない。

## 見出し1 {#detail}

参照元リンク元)は以下のように。

(前略)詳しくはは[詳細](#detail)を参照して下さい。

上記ように書くと、epub側で「詳細」という文字列をクリックしたときに「見出し1」という項目にジャンプする。

TeXの相互参照のように自動的に項目番号(参照番号)を埋め込む場合はpandoc-crossrefプラグインを使わないとできない。

画像サイズの指定方法

github.com

![キャプション](path/to/img.jpg){ width=300px }

heightも同じように指定できる。widthheightの両方を同時にしてもいいし、パーセント単位(%)で指定してもよい。

詳細:Pandoc - Pandoc User’s Guide

以下のコミットで追加された機能。

Merge branch 'new-image-attributes' of https://github.com/mb21/pandoc… · jgm/pandoc@244cd56

そのほか

結局のところ、複雑なことをやるなら無理せずにepubを展開して編集。そのあと再圧縮する方が自由度が高いし楽。

EPUB3電子書籍の作成(2)圧縮 ( ソフトウェア ) - スローなPCライフ - Yahoo!ブログ

まとめ

pandoc-crossrefはまだトライしていません。

続きます、多分。

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