PandocでEPUBを作る その2(試行錯誤メモ)
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入力形式がMarkdownであることが前提です。
見出し項目へのジャンプ
Markdownの見出し項目に以下のように{#文字列}
を追加すると別の箇所からジャンプできる。ドキュメントのheader_attributes
という拡張機能のところに説明がある。
入力形式がPandocのMarkdwon形式の場合(-f markdown
)、特にオプション指定する必要はない。
## 見出し1 {#detail}
(前略)詳しくはは[詳細](#detail)を参照して下さい。
上記ように書くと、epub側で「詳細」という文字列をクリックしたときに「見出し1」という項目にジャンプする。
TeXの相互参照のように自動的に項目番号(参照番号)を埋め込む場合はpandoc-crossref
プラグインを使わないとできない。
画像サイズの指定方法
![キャプション](path/to/img.jpg){ width=300px }
height
も同じように指定できる。width
、height
の両方を同時にしてもいいし、パーセント単位(%)で指定してもよい。
詳細:Pandoc - Pandoc User’s Guide
以下のコミットで追加された機能。
Merge branch 'new-image-attributes' of https://github.com/mb21/pandoc… · jgm/pandoc@244cd56
そのほか
結局のところ、複雑なことをやるなら無理せずにepubを展開して編集。そのあと再圧縮する方が自由度が高いし楽。
EPUB3電子書籍の作成(2)圧縮 ( ソフトウェア ) - スローなPCライフ - Yahoo!ブログ
まとめ
pandoc-crossrefはまだトライしていません。
続きます、多分。