iPod touch 修理完了
無事に戻ってきました。
おかえり、僕のサンドロック*1 iPod touch!!
無料修理扱いになったので最終的に費用ゼロで修理完了、です。
結局、バッテリの膨張は製品保証期間を切れている場合でも無償交換になるようです。
太っ腹なのか、膨張したバッテリのせいで爆発その他、風評被害を回避したいのでしょうか。
経過など
水曜日の深夜に異変に気付いてAppleのWebサイト経由でサポートに電話(木曜日)。
Webの方で「後日電話します」を選ぶと電話番号が表示される。その際に問い合わせ番号が割り当てられるのでこの番号を電話サポートに通知するとかなりスムーズにいく。
そのまま有料修理扱いで申し込んで、金曜日に宅配便で引き取り。
土曜日に一旦有料の修理をキャンセルするという唐突なメールが来た後、今回は費用ゼロだよ、という感じの不思議メールが到着(以下参照)。
日曜日に修理完了のメール、夕方に発送されて月曜日に交換品受領。
シリアルナンバーからすると別の個体になってしまいました。
受領後
交換品はiOSのバージョンが古かったのでバージョンアップ後、iCloudからデータ復元してめでたしめでたし、です。
30分ぐらいで復元完了。結果オーライです。
コストゼロで交換できたのは非常に良かったというのが正直な心境。信仰心が報われたのか何なのか、余計な出費を回避できたのは大きいです。
Appleの公式ページにはバッテリ膨張による交換について何も書かれていないのが謎ですが、バッテリ膨張の可能性がある場合はやばくなる前に修理に出すといいと思います。
某半島の端末の例もありますし。
それではまた。
*1:別に自爆したわけじゃないし
openSUSE for Raspberry Pi 3 をためしてみた
いつの間にかリリースされていたようです。
openSUSEというのはドイツのLinuxディストリビューション、SUSE Enterprise Linux Server のコミュニティ版です。
RedhatにおけるFedoraに近いイメージでいいのでしょうか。Fedoraよりは安定志向と思いますが。
昨年11月ごろにARM向けのリリースが告知(というか、以前にも対応していたものの、最新版は未提供だった?)が出ていたもの。
何が嬉しいかというと、64ビットモードで動作するという点です。ラズパイ3のCPUはCortex-A53(ARMv8アーキテクチャ)で、ハードウェア的には64 bitモードをサポートしていますが 、公式のOSとしては32ビットのカーネルしか提供されていませんでした。
今回のopenSUSEは非公式のOSイメージを使うとか、もしくは自前でカーネル一式ビルドするという面倒なことをしなくても64bitモードで動くよってのが一番のポイントです。
準備
前提はRaspberry Pi 3 model B、64ビットモードで動作する方のOSイメージ、です。
OSイメージのバリエーションについて
安定版であるopenSUSE Leap 44.2と、ローリングリリスース版である openSUSE Tumbleweedの2つのバージョンがあり、さらにローリングリリスース版には無印のTumbleweed とTumbleweed (non-upstream) で合計3系統。
デスクトップ環境の違いによりトータル14パターンのディスクイメージが提供されているようです。
non-upstream
というのは意味がよくわかりません。普通、OSSでupstreamというのは特定コンポーネントのオリジナルの開発元のことを指すと思うのですが、SUSEにupstreamと言われてもさっぱりです。 CentOSでupstreamといえばRedHat のRHELだったりしますが。
カーネルがSUSE標準のものか、Raspberry 用のカスタム版かのことを言っているのでしょうか?
- JeOS : 仮装環境向けの最小構成版。Just Enough Operating System(JeOS) | SUSE
- E20 : Enlightenment のE20を採用したもの?
- XFce : 軽量デスクトップ環境
- LXQT : 期待の新星LXQt(Tumbleweed 版のみ)
- X11 : XOrgのみで統合デスクトップ環境なし?
※ Leapの方のLXQt版は提供されていないようです。ダイレクトリンクは404 Not Foundになっていますし、general download directoryとやらをチェックしても存在しないようです。
FTPからダウンロードする場合はファイル名がraspberrypi3.aarch64.raw.xz
のものと、efi.aarch64.raw.xz
のものがあるので要注意です。
42.2 Leap、Tumbleweed、Tumbleweed (non-upstream ) のそれぞれ3系統試しましたが、私の環境ではTumbleweed (non-upstream )以外は正常に動作しませんでした。
42.2 Leap に関してはログインプロンプトが表示されるにもかかわらず自動的にGUIに切り替わるタイミングでフリーズ。一方、無印のTumbleweedは起動自体は成功しますが、GUIの起動に失敗してフリーズして使い物にならないです*1。
手持ちのmicroSD 3種類で試してダメだったので、microSDとの相性ではなさそうです。HDMIモニタのせいなのか、ググっても情報がないので諦めモードです。
Tumbleweed (non-upstream )については初回起動時は途中でフリーズしますが、電源オフして再度電源を投入すると起動できました。最初はLXQt 環境で行きたかったのですが、スクリーンショットが取れなかったのでXFceに切り替え。
上記リンク先の、"Installing the 64-bit non-upstream openSUSE Tumbleweed image"という見出しの下にある"XFCE image"からダウンロード。
ファイルのチェック
Linux (Raspbian)で作業しています。macOSの場合はddコマンドのオプションに注意。余計なオプションなしでRaspbianと同様にすればいけるはずです。
まずはダウンロードしたファイルのSHAチェックサムが一致するか確認。チェックサムの記載されたファイルを入手。以下は42.2 Leap の例。
$ get http://download.opensuse.org/repositories/devel:/ARM:/Factory:/Contrib:/RaspberryPi3/images/openSUSE-Tumbleweed-ARM-XFCE-raspberrypi3.aarch64-2017.01.28-Build4.3.raw.xz.sha256 <skip> $ cat openSUSE-Tumbleweed-ARM-XFCE-raspberrypi3.aarch64-2017.01.28-Build4.3.raw.xz.sha256 <skip> $ sha256sum openSUSE-Tumbleweed-ARM-XFCE-raspberrypi3.aarch64-2017.01.28-Build4.3.raw.xz <skip>
目視で比較はスマートではないという場合は、*.sha256
ファイルとチェック対象が同一ディレクトリに存在するものとして*2下記を実行する。「完了」と表示されていれば問題なし(2行目)。警告が出ているのはチェックサムを記録しているファイルに署名がくっついているためだと思う。
$ sha256sum -c openSUSE-Tumbleweed-ARM-XFCE-raspberrypi3.aarch64-2017.01.28-Build4.3.raw.xz.sha256 openSUSE-Tumbleweed-ARM-XFCE-raspberrypi3.aarch64-2017.01.28-Build4.3.raw.xz: 完了 sha256sum: 警告: 書式が不適切な行が 14 行あります
なお、mac環境ではsha256sum
じゃなくてshasum
コマンドを使う。
$ shasum -a 256 openSUSE-Leap42.2-ARM-XFCE-raspberrypi3.aarch64-2017.01.20-Build1.1.raw.xz
*.sha256
ファイルに記載のチェックサムと一致していればOK。よりスマートにやるなら-c
オプションを使う。
$ shasum -a 256 -c openSUSE-Leap42.2-ARM-XFCE-raspberrypi3.aarch64-2017.01.20-Build1.1.raw.xz.sha256 openSUSE-Leap42.2-ARM-XFCE-raspberrypi3.aarch64-2017.01.20-Build1.1.raw.xz: OK shasum: WARNING: 14 lines are improperly formatted
配布元のサイトの、対応するファイルに記載されているチェックサムと一致すればダウンロード成功。
定期的にファイルが更新されるようなのでファイル名に含まれる日付部分はダウンロードしたファイルに合わせて変更する必要あり。
microSDへのデータ書き込み
USB接続のカードリーダーをラズパイにつないで作業。microSDをセットすると勝手にマウントされるのでまずはマウント解除。
まず確実に対象デバイスをマウント解除。XXX
はマウントポイント名。
$ sudo amount /media/pi/XXX
対象ファイルをdd
で書き込み。ラズパイ以外の環境で/dev/sda
はルートパーティションなので注意。
デバイス名はdmesg | grep sd
とmount
の出力を確認すれば特定できるはず。
$ xzcat openSUSE-Tumbleweed-ARM-XFCE-raspberrypi3.aarch64-2017.01.28-Build4.3.raw.xz | sudo dd bs=4M of=/dev/sda iflag=fullblock oflag=direct; sync 906+0 レコード入力 906+0 レコード出力 3800039424 バイト (3.8 GB) コピーされました、 506.372 秒、 7.5 MB/秒
macOSでは4M
を4m
に、デバイス名にiflag
、oflag
は外す。またデバイス名も/dev/rdiskN
のようにr
をつける。
私の環境では10分ぐらいでした。コーヒーでも紅茶でも飲んでのんびり待つだけ。
あとはmicroSDを取り出して、ラズパイ側に差し込んで電源ON。
インストール後の諸設定
初回起動時は普通にGUIの軌道にコケる。画面左上にアンダーバーが表示されてフリーズ。
電源をオフにして再度電源を入れるとしれっとログイン画面が表示される。
初期ユーザー名はroot
でパスワードはlinux
というのがopenSUSEのデフォルトらしい。
デスクトップ環境さえ起動してしまえばあとはGUIのツールからユーザーを追加できる。
atuyosi@localhost:~> uname -a Linux localhost.localdomain 4.4.44-8-default #1 SMP Mon Jan 30 06:03:56 UTC 2017 (345bd0b) aarch64 aarch64 aarch64 GNU/Linux
いいですね、このaarch64
という文字列が見たかった。
ところでこのプロンプトは一体。
まあ別にいいけど。
初回起動時の挙動
初回起動時のみそれなりに時間がかかる。そしてフリーズする。
- パーティション拡張(自動的にmicroSDの全容量を使用するように拡張)
- initrd の再生成(dracut)
- パーティションテーブルをMBRからGPTへの変換(アライメント調整も?)
- いつのまにかswapパーティションを作成
かなりやんちゃなことをやっている印象。三番目はかなり危険だと思うんですけど。
パーティションの拡張とかしてるせいで初回起動時にコケるのかなあと。
また、swapサイズはかなり小さかったはず。500MBぐらい。
色々
画面左下の"openSUSE"というメニューから"Settings"をポイントして展開されるメニューから"Yast"。
Yast から"Language"をクリックして"Primary Language" をJapanese にするだけ。プルダウンポックスの下のチェックボックスを有効にするとキーレイアウトも面倒を見てくれるはず。
初回は追加パッケージをインストールするようなので時間がかかる。再起動してログイン画面から言語とキーボード配列を日本語(ja_JP.UTF-8)にしてログインすればOK。
画面左下のメニューからYast を起動して、"Software Management"をクリックするとGUIでソフトウェアをインストールできる。
fcitx-mozc
をインストールして一旦ログアウトしてログインし直せば、日本語も入力可能。
fcitx 自体の設定は他の環境と同じ。日本語キーボードとmozcを追加して英語キーボードを削除する。
XFce の設定
画面左下の"openSUSE"というメニューから"Settings"をポイントして"Settings Manager"。
デスクトップの外観などの細かい設定はこっちから。
そのほか
- 画面解像度がおかしい(1824x984、変更不能?)
- HDMIモニタのスピーカーが使えない
- 無線LANはデバイスが見えていない?
- 初期状態ではsshは起動していない(というか、sshのホストキーが正常に読み出せていない)
- 初期状態では日本語入力用のソフトウェアはインストールされていない
まだベータ版なんでしょうか。そもそもユーザー数が少ないのかな。
まとめ
ベンチマークは面倒だし省略。体感速度は結局、microSDの性能次第だという印象です。
デバイスドライバ完備の Raspbian と比べると常用は厳しそう。Fedora 26に期待。
それではまた。
iPod touch(第6世代)よ、お前もか……
おお、(バッテリが)ふくらんでしまうとは、なさけない……
まだ修理に申し込んだだけなので確定ではありませんが。
状況
いつ頃からかは不明ですが、ポケットからiPod touchを取り出そうとして画面左端のあたりに引っかかりを感じてよく見ると、金属部分とプラスチックの隙間に段差があるような感じ。
しげしげと眺めると、どうも画面中央左端が浮いている……。しかも画面左端を軽く押すとへこむ。
よく見ると音量ボタンの左側が微妙に白い部分の面積が膨らんでいる。
中のバッテリが膨張して、内部から本体をこじ開けるような力がかかってるのかと推測。
とりあえずサポートへ
iCloud(AppleID)からサインアウトして電源オフ。保証期間過ぎてるので有償修理を覚悟しつつAppleのWebページへ。
サイトの案内に従って症状を検索するも該当なしなので本体の損傷扱いで「後日電話します」を選択。
空き時間に電話した結果、バッテリ交換扱いになるか、本体交換になるかは調べてみないとわからないが、修理に出すことに。
修理依頼
とりあえず宅配便で引き取り修理。
修理から返送されてくるまで待機。 < イマココ
修理完了後は受け取り時に代金引換の予定。
- バッテリのみ交換の場合:7,800円プラス税(見積額は ¥8,424)
- 他の部品にダメージがあった場合:13,400円プラス税
バッテリの膨張で他の部品がダメージを受けていないことを祈るのみです。
ヤマト運輸の勇猛ぶり(?)
さて、宅配便による引き取りですが……。まさかここでネタを提供しますと言わんばかりの斜め上の対応。
普通は梱包用の箱と伝票持ってくるだろうと思ってたら、伝票のみでブツを剥き出しで引き取ろうとするという横着っぷり*1。
落っことしたり途中で傷がついたらどうするつもりなんだよ、無梱包状態で手渡しって。
勇猛すぎるよ、佐川かよ。
内心、エレベーター降りて戻ってくるの面倒だろうなあと思いつつ、梱包用の箱を持ってくるように依頼*2。
待つこと数分、戻ってきたヤマト運輸のドライバーさんの手には梱包用の箱と伝票。
精密機器用の、衝撃吸収用のフィルムのついた段ボールに挟まれて箱の中に封印されるiPod touch。
無事に(?)、ドナドナされていきました。
佐川ならともかく、びっくりしましたよ。契約通りに仕事してください。いや割とマジで。
そんなこんなで
Apple Care 入っとけばよかったかなあと思いつつ、購入後1年3ヶ月ぐらいなんでまあ頑張った方かな。
充電しながらPodcast再生したり、Youtubeでミクメドレー再生とかぐらいで激しく発熱させるような使い方(ゲームとか)はしてないはず。保証期間内に壊れなかったのはさすがと いうべきなんでしょう。
ちょっと痛い出費ですが、安く済むことを祈りましょう。
それでは。
Kindle Unlimited ふりかえり(2017年1月)
先月に引き続き。
英語関連
なんだかんだで英語関連は豊作。月額料金の元を取るという意味では何冊か英語学習系の本を読むだけでいい。
『TOEIC300点からの海外転職: 海外移住を手に入れろ!』
- 作者: 酒井潤
- 出版社/メーカー: 酒井 潤
- 発売日: 2015/09/23
- メディア: Kindle版
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著者の海外転職体験談。文系大学を卒業後、北陸先端科学技術大学院大学に進学して技術者として就職。そこからネットワーク技術者として渡米後、ソフトウェア開発者にジョブチェンジ(クラスチェンジ?)したらしい。
アメリカの転職事情など著者の知人の経験談なども含めて解説しているので非常に参考になる。どうしても体験談は特定の事例に偏るので、その辺は非常に良いと思う。
『英語は独学に限る: 独学英語でロボットを世界に売った男の英語独修術』
英語は独学に限る: 独学英語でロボットを世界に売った男の英語独修術
- 作者: 遠藤尚雄
- 出版社/メーカー: アグライア出版局
- 発売日: 2014/12/01
- メディア: Kindle版
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これまで英語習得ノウハウ本の中では一番面白く、かつ説得力がある。難点は紹介されている教材が古いこと、または入手不能。
著者の主張を踏まえた英語教材を開発(というかモダンな形式での改定?)して普通の販売ルートで販売して欲しいところ。知名度の低い教材販売会社経由ではなくて、ね。
本の内容は、著者の生い立ち、英語学習歴とビジネスマンとしての経歴の紹介+著者の英語学習ノウハウ。戦後の混乱期を生き抜いた方なので実に興味深い。
発音を重要視しているのと、多読を進めているのが特徴。Google日本法人の元社長だった方の英語学習ノウハウの本と主張が似ている部分がある。
いくつか引用しておく。
(前略)辞書を引くだけでもううんざりして、英語の勉強を続けるのが嫌になってしまうのだった。 いったいこの先いつまでこのように辞書を引くという面倒な作業を続けなくてはいけないのかと暗澹(あんたん)とした気持ちで考えたとき、ここから逃げるには単語を一気呵成に丸覚えしてしまうほかはないという思いつきが浮かんだ。
(中略)これから先いちいち辞書を引く面倒さよりも、いっとき我慢して丸暗記をするほうがまだましなように思えたのである。(位置No. 253、省略は引用者)
辞書引くのが嫌なら一気に覚えてしまえってのはすごい発想。
しかしよくよく見ると、単語の意味はたくさんあるようでも、基本となる原義があってそこから連想ゲームのようにいろいろな意味が派生してできていることに気が付いたのである。だからその単語の基本的な意味をきちんとつかんで、その連想のパターンをのみ込めば、あとは一を聞いて十を知るという要領で覚えればよかった。意味もなく丸暗記をする必要はなかったのである。(位置No. 274)
あと発音に関して以下のような観点は他の本では記載がなかったと思う。
- 英語の発音において、口の形は8パターン
- 英語の発音において、下の形(位置)も8パターン
- 口の形、舌の形の組み合わせで、8x8=64のうち、英語で使用される音声要素は49通り
日本人がしゃべる英語はジャパニッシュ・イングリッシュといわれるが、その特徴の一つは子音だけを発音することが苦手で、子音の後に母音を付けてしまうことだ。これは日本語とポリネシア語にしかないといわれる発声習慣のためである。また口をあまり動かさないでしゃべるので、英語の発音にきびきびしたところがないことももう一つの特徴だ。日本語をしゃべるとき口をあまり動かさないでしゃべるためで、英語をしゃべるときも日本語の習慣が残ってしまうのである。(位置No. 1339)
ポリネシアと共通というのは興味深い。ネイティブの口の動きを見ていると、あまり水平方向には動かないように見えるが、顔全体の表情筋の動きがダイナミックだという印象なのでこれは納得。
結局、自分の教材の宣伝みたいになっているのが残念なところ。
『3つの基本ルール+αで英語の冠詞はここまで簡単になる』
- 作者: ジェームス・M・バーダマン
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2015/04/17
- メディア: Kindle版
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最後まで到達していませんが、小テスト形式で問題がたくさんあるので反復練習用に良いのでは。
こういうのは紙媒体の方がいいかも。
その他
『キャバ嬢だけど、オタサーの姫です!: ~パソコンサークルの紅一点~』
キャバ嬢だけど、オタサーの姫です!: ?パソコンサークルの紅一点?
- 作者: 山崎早紀
- 出版社/メーカー: さきたんソフト
- 発売日: 2016/05/12
- メディア: Kindle版
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「オタサーの姫」なるものが実在するかはともかく、なかなか面白い。
概ね3部構成で、前半が日常的なネタで、著者本人の過去の話を挟んで合宿ネタ。著者本人の過去はちょっと重いけど、意外というか努力家。
挿絵の関係なのか、全ページ画像。絵心のある人は羨ましい。
キャバ嬢が日雇い派遣なのかよってのが一番の衝撃。
イケメンな男性を見ても「遺伝だな」という感想しか湧きません。私は心の中ですら「アイツブサイクだな」といった類の文句をいいません。
この人すごい。人相を判断基準の一つにしている自分からするとすごすぎる。
ITの学習は本来、一人でもできるものです。本を読んだりネットで検索して調べるなどして自己完結する面が非常に多いのですから。
正直、わざわざサークルで勉強会をする必要がそこまで感じられません。(あ、言ってしまった)
基礎学力があるというのが前提だけど正論。ただ、Computer Science となると独学はしんどいと思う。
著者の人間性というか、著者の性格だからこその、微妙なバランスの人間模様という感じ。
『僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史』
僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史 (NextPublishing)
- 作者: 古川享
- 出版社/メーカー: インプレスR&D
- 発売日: 2015/12/11
- メディア: Kindle版
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古川享という人の回顧録。見方によっては売国奴じゃないかこの人ってのが一番の感想。
日本のパソコン黎明期にアスキー、Microsoftの日本法人で暗躍したときの、活躍ぶり(金の亡者?)っぷりが記載されている。
できるビジネスマンなのだろうけど、嫌な人だと思った。
悪名高きShift_JISをべた褒めしていたり、どうもよくわからない。MySQL 4.x とPHPとShift_JIS あたりの地獄絵図を知らずにいうのかってレベル。ダメ文字とか色々辛いんだよ? > Shift_JIS。
『当時の日本の大企業のエグゼクティブは若い人にチャンスをくれた』云々という話やMicrosoftのイベント会場からビルゲイツに追い出された話などは興味深い。
巻末に用語集、人物紹介、著者ご本人の年表があるので資料的価値は高いと思う。
『乙女たちの翼』
- 作者: 広瀬隆雄
- 出版社/メーカー: 広瀬隆雄
- 発売日: 2013/09/20
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第二次世界大戦中に輸送部隊として活躍した女性パイロットについての本。
一人称視点で、かつ妙に教訓めいた文体になっている。主にヨーロッパ戦線向けにアメリカ国内の工場からカナダまで軍用機を操縦したらしい。
Kindleの位置No.としては1760行と比較的すぐ読めると思う。
一番興味が湧いたのは、文中で、「ビル・ヌドセン」と表記されている人物。
ググっても著者のブログしか出てこないのだが、英語綴りは、William S. Knudsen 。
英語版のWikipediaでは"Bill Knudsen"は"William S. Knudsen"に転送されてる。
William S. Knudsen - Wikipedia
ビル・ゲイツと同じでビルは愛称なんじゃないか。ヌドセンではなくナドセン表記にしても全然日本語のページが出てこない。
せいぜい映画俳優の情報だけ。
おわりに
来月はどうするか。月額料金分、元は取れているけど1日24時間という現実は変わらないのが最大のネック。
読書に費やした時間の方が貴重かもしれないと思う今日この頃。
それではまた。
今月のお買い物(2017年1月)
早くも今年も12分の一が過ぎてしまった。細かいのは面倒なのでレビュー省略。
一般書の書評はサブブログにそのうち。Kindle Unlimited は別枠で。
本・雑誌
エンジニアとして世界の最前線で働く選択肢 ?渡米・面接・転職・キャリアアップ・レイオフ対策までの実践ガイド
- 作者: 竜盛博
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2015/10/08
- メディア: Kindle版
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アカマイ 知られざるインターネットの巨人<アカマイ> (角川EPUB選書)
- 作者: 小川晃通
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2014/08/11
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2Dグラフィックスのしくみ ――図解でよくわかる画像処理技術のセオリー (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: FireAlpaca開発チーム
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2015/08/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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書評は以下。
雑誌
- 作者: 大和田純,池田翔,佐伯孝尚,山口智宏,武井悠人,山本幸生,尾川順子,岡田達明,栗林健太郎,卜部昌平,藤本真樹,藤井太洋,伊藤直也,久田真寛,のざきひろふみ,うらがみ,うさみけんた,わかめまさひろ,久保達彦,星野将,遠藤雅伸,ひげぽん,海野弘成,はまちや2,竹原,粕谷大輔,倉岡洋義,WEB+DB PRESS編集部
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/12/23
- メディア: 大型本
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- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2016/12/17
- メディア: 雑誌
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どっちも12月発行だけど年が明けてから購入。昔に比べると、「買わなきゃ」みたいな魅力を感じなくなった。WEB+DBの方は「はやぶさ2」の特集が面白かった。あとはSwift 3の記事。
Docker 特集はあまり興味がわかないのでSD誌の2月号はスルーの予定。昔は毎号購入是当然、ぐらいの時期もあったのに。
興味があまりわかないトピックこそ雑誌などであえて読む方がいいのかもしれないけど可処分時間は無限じゃないので。
iOSアプリ
有料アプリ購入は久しぶりな気がする。
UIがよさげなのでこの開発元の英英辞書もしくは英英和辞書(英英辞書に日本語訳がついてるやつ)を購入しようか思案中。
文具など
LABORATORY NOTEBOOK(100頁版) <桜色> A4 5mm方眼、通し番号付
- 出版社/メーカー: 日本技術貿易株式会社
- メディア:
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ちゃんとしたノートが欲しかったのでなんとなく。
SAKAEテクニカルペーパー 1mm方眼紙 上質紙81.4g/m2 A4 50枚 グリーン A4-12
- 出版社/メーカー: SAKAEテクニカルペーパー
- メディア: オフィス用品
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大学生協のように近所でばら売りしてないので止むを得ず。
ニトムズ はがせる両面テープ 強力接着用 15mm×10m T3830
- 出版社/メーカー: ニトムズ
- メディア: Tools & Hardware
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ガジェット・工具類
Mospro LEDデスクスタンド クリップライト タッチパネル機能 三段階調光 USB充電対応 電気スタンド 仕事・読書ランプ (ホワイト)
- 出版社/メーカー: Levin
- メディア:
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ちょっと明るさが足りない気もするけど、充電式で便利。耐久性は未知数。
安いんだから壊れたらまた買えばいいのではないでしょうか。
- 出版社/メーカー: サンワサプライ
- 発売日: 2004/03/21
- メディア: Personal Computers
- 購入: 57人 クリック: 173回
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ウェットティッシュよりエコだと思ったので。
- 出版社/メーカー: 太洋電機産業
- メディア: Tools & Hardware
- 購入: 1人 クリック: 27回
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一回り小さい方がよかったかも。
goot 実装基板・精密プリント基板専用はんだこて CXR-31
- 出版社/メーカー: 太洋電機産業
- メディア: Tools & Hardware
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- 出版社/メーカー: 太洋電機産業
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実際の作業は来月を予定。
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工具類のさび止め。
定期お得便
- 出版社/メーカー: ユニマットリケン
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- 出版社/メーカー: アサヒグループ食品
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他にもサプリを飲んでいますが、サプリを飲み忘れることが多いので予備が2ヶ月分手元にあるという微妙な状況。
その他
アシックス(asics) クリアートビナワ ネイビー 91-130
- 出版社/メーカー: asics(アシックス)
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ちょっと体重落としたいので。
普通におじさん体系に近づいています。
まとめ
来月はFPGA入門という名の半田付け作業の予定。来月こそはTensorFlowにトライしたい。
それではまた。