白内障手術から一年。
若年性白内障の手術からちょうど一年です。
右目が6月4日、2週間後の6月18日が左目。経過は良好、特に問題ないです。
手術後に視力低下が起きるケースもあるらしいですが、おかげさまで非常に安定しています。
因果関係はわかりませんが、白内障の手術後は以前より良く眠れるようになってます。
それと、以前より眼精疲労に強くなっているような気がしています。肩が凝らないというわけではないですが、白内障になる前よりは疲労を感じなくなりました*1。
どういうことかというと、私の目は白内障手術の結果、水晶体を除去して近見用の単焦点レンズを埋め込んだ状態になっています。ピント調節能力がない状態です。普通の人の場合は水晶体の厚みを調整してパソコンのモニター画面にピントを合わせる必要があり、結果として眼精疲労になるという理屈だったはずです。私の場合はそもそも焦点を調整する必要がない*2ので疲れにくいのかと思っています。
一年経過したうえでの感想としては、遠方に出かけたりすると不便、という感じです。遠見用のメガネをかけると手元が見づらくなるので、見知らぬ土地に出かけるときは老眼のお年寄りみたいな心境です。
逆に言うと他に大きな問題はないです。自分の指を自分の目に近づけても指紋が見えないくらいでしょうか。
人間の体、特に脳の適応力は素晴らしいと思います。白内障手術の経験者でないと実感できないですが、単焦点レンズが埋め込まれた状態でこれだけ違和感なく者が見える、というのは冷静に考えてはっきり言って異常な気がします*3。それだけピントの合う範囲の広いレンズなんでしょうけれど。
あとは手術前は50キロ未満だったは体重ですが、50キロ台後半でほぼベスト体重。ちょっとばかし腹部の脂肪が気になりつつあるかな、というところです。
滲出性中耳炎がズルズルと長引いているのが微妙な状況です。耳鳴り自体はほとんど気になりませんが、聴力が若干落ちたままという状態。
9月に眼科の定期検査(1年ぶり)の予定。
手術が上手くいって良かったと思う今日この頃です。それではまた。
※画像はぱくたそのご利用規約 | ぱくたそフリー写真素材より。
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OS X のクリーンインストール後の環境設定
ディスクの暗号化(FileVault)をオフにしようとしたところ、見事に起動不能に……。
せっかくなのでディスクをフォーマットして、El Capitanをクリーンインストール。
OSのインストール後にTime Machineのバックアップデータから移行アシスタントからのデータ移行を試みたものの、「このディスクからは復元できません」というつれないメッセージ。 理由はディスクをフォーマットする際のオプションで「大文字/小文字を区別、ジャーナリング」に設定したため。
挙げ句の果てにバックアップ用ディスクも「大文字/小文字を区別する」ようにフォーマットし直せとか……。
よく考えずにフォーマットした方が悪いだけの話ですが、Adobe製品の一部がこの「大文字/小文字を区別する」ファイルシステムをサポートしてないらしいので初期設定のまま変更しない方が実は無難なようです。*1。
まあそういうのは先に調べとけって感じですが、幸いアドベ製品とは縁遠い人間なので問題はないと思います。ちょっと気になるのはCanonのプリンタドライバーが云々って情報もあるのでこれはあとで試してダメなら再インストール……。
[2016/06/05 追記] 無線LAN経由で印刷、スキャンともに問題なく動作することを確認。機種はMX893。
- プリンタドライバ : キヤノン:サポート|ソフトウエアダウンロード
- スキャナ : キヤノン:サポート|ソフトウエアダウンロード
有線接続(LAN、USB)はケーブルが手元にないので未検証。プリンタの添付ソフト各種については使用する予定がないので検証せず。
以下、備忘録として。
- インストールしたもの
- 設定他
- Kobito のデータ移行
- Chrome 拡張
- その他(システム環境設定)
- ToDo
MacBook Airの分解掃除。
気がついたらもう6月。梅雨をしのげば夏が来ますよねってことで発熱対策の一環としてMacBook Air の分解掃除してみました。
使用されているネジが特殊なだけで何も難しいとこはないです。
MacBook Air (mid 2012)、なんだかんだで四年目。サブマシンとして使う予定が完全にメイン機と化してます。
Amazonで販売されている星型のドライバーを購入するだけです。少なくともMacBook Airの2012年モデルの底面に使用されているネジは1種類なので他のサイズは不要です。
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用意したものは、上記の星型ドライバーと地元のエディオンで購入したエレコムのエアダスター。 ウェットティッシュはもともと自宅にあるやつを使用。価格は星型ドライバーが税込298円プラス送料280円でトータル578円。エアダスターが594円。
まず画面左上のリンゴマークをクリックして「システム終了...」からシステムを終了、電源コードを外します。ひっくり返してレッツ分解*1。
パッと見た感じネジの長さは2本を除いて同じように見えますが、微妙に違ったりすると面倒なので、外すときに元の位置がわかるようにしておくとベターです。私は以下のようにお菓子の空き箱に適当に仕切りを入れるようにしました(超適当)。
ネジを全部外してディスプレイ側からカバーを外すと3年分の蓄積…。
中央奥のヒートシンクっぽい部分が目立ちます。デスクトップPCに比べれば大したことのないような気もしますが、部品の密度を考えると結構やばかったのかも。
底面カバー側も結構ホコリがたまっているので忘れずにきれいに吹いておきます。
エアダスターで吹き飛ばすとこんな感じ。
CPU周辺部。
あとは仕上げにウェットティッシュで丁寧に拭いておきます。 最後に底面カバーを戻してネジを元どおりにするだけ。
さすがに丸3年分の埃がたまっていた分、発熱がマシになっている感じがします(特にCPU側)。
新型MacBook Proの噂がチラホラと出ているようですが、まだまだ頑張ってくれそうです。
以上です。ではまた。
*1:というか底面カバーを外すだけ
ブログ開設からほぼ一年。
※写真は近所のアパートの廊下から。洛西から京都市街方面。
3ヶ月ぐらいは続くかと思ってはいましたが、意外なことに丸一年続きました。
もうちょっとで100記事。
若年性白内障の手術を受ける直前に手術の経過を書こうかと思って始めたんだったかな。
手術は6月なんでブログ開設当初はかなり視力がやばかったはずなんですが、意外にまともな文章書いていて感慨深い。
ただ問題は、同じ頃に開設されたはてなブログに相当差をつけられているってとこですか。そもそも一般受けする記事を書いてないので当然ですが。
当面はマイペースでゴーイングマイウェイです。
100記事越えたらはてなProにしてもいいかもしれないかな。スマートフォン向けの外観変えたいので。ちょっとコスパはどうなんかな。
それではまた。
「プログラミング教育必修化」について思うこと
(画像はフリー写真素材ぱくたそさんより)
ちょっと周回遅れだけども、思うところがあるので書いておく。
あちこちで批判的な記事が出ているので今さらだけど、私もうまくいかないに一票。
これまでの理科系教育がうまくいっていないのに、プログラミング教育だからうまくいくなんて誰が思うのかと。
この国の情報系の技術者はIT土方*1なんて揶揄されてるのに……。
おそらく失敗するだろうけど………
それでも一言だけお願いしたい。
中途半端なプログラミング教育で苦手意識を植え付けるような教育だけはして欲しくないということ。
体育で劣等感を植え付けられた子供が運動全般を嫌いになるのと同じ悲劇はやめて欲しい。
平均レベルの子供に重点を置く教育で、一体どうやってプログラミングを教えるというのでしょうか。
率直に申し上げてパソコンアレルギーを量産するというオチしかイメージできない。
プログラミングどころかパソコン自体、一度苦手意識を持つと、なかなか抜け出せないはず。そうなるぐらいなら、やらないほうがマシ。本当に必要なら企業側で育成するはずです。
というか全国津々浦々の小中学校にほんの数年でプログラミングの初歩(ですよね?)を教える教員を配置できるとは思えません。
そもそも論 その壱
教わってない公式使ったらダメとか、まだ教えてない漢字はひらがなで書きなさいとかそんな体たらくでプログラミング教えるつもり?
プログラミングで正解はひとつとは限りませんよ*2。
今の状況だと、向こう数年でまともな教員育成は間に合わないだろうから、よくTwitterで話題に上がるような、
5×3=15はOKだけど3×5=15はダメ
と同じ悲劇がプログラミング教育でも繰り返されるのではないかと思います。for文
はいいけどwhile文
はダメとか、このライブラリ関数は教えてないから使っちゃダメ、とか。
プログラマの待遇改善が先ではないですか?
これは技術者全体に言えることだけど。
今、現場で働いている人材を大事にしてください。
産業競争力会議とやらの参考資料にアメリカの高収入の職業ランキングが入っていますが、アメリカ並みの高額報酬、払えるんですかね。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/skkkaigi/dai26/sankou2.pdf
小中学校でプログラミング必修化の前に、老害の老人にITリテラシーを叩き込むべきではないですか?
まっとうなプログラミングの教育を実施できたとして、その世代が社会に出たとして、意思決定を担う年齢層がIT音痴じゃしょうがない。
むしろ本当に必要なのは「労働基準法」では?
さすがに高校生にならないと厳しいとは思うけど。
そもそも論 その弐
大学院重点化政策にともなうポスドク問題、つい最近の法科大学院の悲劇、お忘れですか?
最近の国の大きな政策はことごとく裏目に出ているように思うのですが、それでもおやりになりますか?
民間の邪魔をしないのが最良の策では?
政治家の子は政治家に、官僚の子は官僚を目指すこの国で、数理・情報系の人材育成など片腹痛いと思いませんか。
少子化と教員
ひねくれた見解ではあるけど、産業競争力うんぬんってのは悲しいけど 、嘘まやかし。
本気で産業競争力を維持もしくは向上させたいなら技術者の待遇を改善すればいい。
上記の記事のグラフを見れば一目瞭然、いい感じに少子化してる。
この記事では「子供の数が減るから新規の教員は採用できないよ、専門の人材は雇えないよ」という趣旨だけど、子供の数が減るということはつまり、確実に教員過剰。手の空いた教員が一定数発生する。
少子化で教員があまるから適当に研修受けさせてプログラミング(笑)の授業させておこう
とかそんなところじゃないのってこと。ついでにいうと少人数授業も同じく教員の失業対策じゃないかと思う。 タチが悪いことに今回のはタブレットやらパソコンの新規導入で予算が動く。
[2016/12/08 更新] 文部科学省の議事録の資料将来予測付きのグラフを見つけたのでリンクしておきます。
結局、プログラミング教育の名の下に、文部科学省にとっての予算確保の錦の御旗が増えるだけ。
IT業界の多重請け負い構造をなんとかしてくれた方が百倍マシ。もしくは、人材の流動性を向上するために解雇規制の緩和でもした方がはるかにマシ。
まとめ
余計なことしなくていい。若者の自主性と神の見えざる手を信じるべき。子どもは大人が考えているよりもずっと逞しい。 子どもの頃に流行った遊び*3が意外なことに将来役に立ったりする。国が余計なことをする必要なんてない。
不思議とその世代に「必要なもの」は子供のころ流行った遊びで身についたりする。
作為をしないという老子ライクな方針でいい。長期戦略を持たないというのがこの国の長期戦略だったはず。
教育関係者の努力は否定しないけど、あれもこれも義務教育でやろうというのは無理がある。
今いる人材を大事にしてください。
体育嫌いの人間として言えることは以上です。それでは。
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