ラズパイ版のVivaldiを試す
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VivalidiというWebブラウザの、Raspberry Pi向けのバージョンがリリースされているので試してみた。
公式プレリリース:Vivaldi releases browser for Raspberry Pi and ARM devices | Vivaldi Browser
公式のアナウンスから間が空いているけどせっかくだし。
パッケージの入手
ラズパイのGUI環境からVivaldiのページにアクセスし、「その他のプラットフォーム」のリンクをクリック。
Linux向けパッケージの中から”Vivaldi 1.13 32bit ARM DEB (Unsupported)”のような"ARM"という文字列入りのリンクを探してdeb形式のパッケージをダウンロードする。
インストール
何も考えずにインストールするとパッケージの依存関係でエラーが出るので先にフォントをインストールする。
$ sudo apt install fonts-liberation
続いてVivaldiのバッケージ。
$ sudo dpkg -i vivaldi-stable_1.13.1008.40-1_armhf.deb
サポート対象外らしいので自己責任で。
起動方法は、メニューからたどるか、端末エミュレータで
$ vivaldi &
……こいつ、動くぞ?
感想
Youtubeの動画で試してみたが、流石に動画の再生はいまいちの様子。
動画は最初の数秒だけ再生されるけど、途中でローディングのマーカーがくるくる回り続けて再生できない。
逆にいうと動画再生系以外は普通に表示されている。
ラズパイ公式のChromium+adobe-flashpluginパッケージの構成で動画再生はできるので、VivaldiからFlashのプラグインを読み込めるなら行けそうな気もする。
実験的にリリースしたんだろうし、まあ当然と言えば当然の結果。何より選択肢が増えるのは喜ばしい話。
今後に期待ということで。