今日も微速転進

ここではないどこかへ

ラズパイ版のVivaldiを試す


スポンサーリンク

VivalidiというWebブラウザの、Raspberry Pi向けのバージョンがリリースされているので試してみた。

公式プレリリース:Vivaldi releases browser for Raspberry Pi and ARM devices | Vivaldi Browser

公式のアナウンスから間が空いているけどせっかくだし。

パッケージの入手

vivaldi.com

ラズパイのGUI環境からVivaldiのページにアクセスし、「その他のプラットフォーム」のリンクをクリック。

Linux向けパッケージの中から”Vivaldi 1.13 32bit ARM DEB (Unsupported)”のような"ARM"という文字列入りのリンクを探してdeb形式のパッケージをダウンロードする。

インストール

何も考えずにインストールするとパッケージの依存関係でエラーが出るので先にフォントをインストールする。

$ sudo apt install fonts-liberation

続いてVivaldiのバッケージ。

$ sudo dpkg -i vivaldi-stable_1.13.1008.40-1_armhf.deb

サポート対象外らしいので自己責任で。

起動方法は、メニューからたどるか、端末エミュレータで

$ vivaldi &

f:id:atuyosi:20171224015429j:plain:w480
……こいつ、動くぞ?

感想

Youtubeの動画で試してみたが、流石に動画の再生はいまいちの様子。

動画は最初の数秒だけ再生されるけど、途中でローディングのマーカーがくるくる回り続けて再生できない。

f:id:atuyosi:20171224015442j:plain:w480

逆にいうと動画再生系以外は普通に表示されている。

ラズパイ公式のChromium+adobe-flashpluginパッケージの構成で動画再生はできるので、VivaldiからFlashのプラグインを読み込めるなら行けそうな気もする。

実験的にリリースしたんだろうし、まあ当然と言えば当然の結果。何より選択肢が増えるのは喜ばしい話。


今後に期待ということで。

広告