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Raspberry Pi Zero W のセットアップ


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初詣のついでに買った*1ヤツをセットアップしたのでメモ。

概要

f:id:atuyosi:20180115010205j:plain:w480

公式:Raspberry Pi Zero W - Raspberry Pi

購入したのはマルツで販売されていたセット商品。

www.marutsu.co.jp

不満な点としてはmicroSDが8GBなのと、インストールされているのが2017年7月のイメージだったところ(NOOBS 2.4.2)。 

別に上書きしちゃえばいいんだけどさ。

はんだ付けしたのはいいけれど……

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純正ケースのフタは3種類ありますが、GPIO用の40ピンのピンヘッダを取り付けると干渉してしまうので1種に限定されます。皆さんご注意を。

f:id:atuyosi:20180115005723j:plain:w320

用途を検討の上ではんだ付けするのがいいと思います。というか、普通はそうしますよね……。

導通確認はしていませんが、どうにかこうにかはんだ付けできたっぽいです。

はんだ付けの手順については下記を参考にさせていただきました。

Raspberry Pi ZeroのGPIOピンをはんだ付けする(Rev.C) | 電子工作の環境向上

goot 高密度集積基板用はんだ SD-60

goot 高密度集積基板用はんだ SD-60

公式の動画チュートリアルもいいと思います。

Getting started with soldering - Video tutorial | Raspberry Pi Projects

なお、拡大鏡の類がないとつらいです。 私は手元にあった拡大鏡をどっちもクリップという製品で保持して作業してました。

長さ的に微妙だったのでロングタイプの方がいいかも。

YAZAWA(ヤザワ) どっちもクリップ ロングタイプ  CLW5

YAZAWA(ヤザワ) どっちもクリップ ロングタイプ CLW5

純正ケースの脱着

4カ所のピンと赤い出っ張り部分で固定しているので、長辺側をたわませるとスムーズにケースから本体を取り外すことができます。

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ちょっとコツがありますが、慣れればどうということはない、かな。

OSのインストール

セット商品なのでOSインストール済みのmicroSDが付属するわけですが、どうもNOOBSを使ってインストールされているようです(マルツの場合)。

これでは/bootにファイルを置くことによるギミックが機能しないのでインストールし直します。

公式サイトから"Raspbian Stretch Lite"の方をダウンロードする。

Download Raspbian for Raspberry Pi

イメージファイルの書き込みはEtcher。

etcher.io

セットアップ

下準備

microSDの/bootパーティション直下にファイルを作成し、Wifiの設定を書き込む。

$ vim /Volumes/boot/wpa_supplicant.conf

下記の内容を入力。

country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
        ssid="your-SSID"
        psk="your-passphrase"
}

内容は環境に応じて修正する。

起動時にsshを有効化するために、同じ要領で空のファイルを作成。

$  touch /Volumes/boot/ssh

/VolumesというのはmacOSにおけるデバイスのマウントポイント。Windowsのドライブレター(D:とかE: みたいなもの)だと思えばいい。

sshでログインする

$ ssh pi@raspberrypi.local

初期設定

まずはパッケージのアップデート。

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

Wifi の確実化

rfkillフラグのリセット問題が発動すると面倒なので、念のため。

$ sudo apt install rfkill
$ sudo vi /etc/rc.local

適当な場所に下記を追加。

$ sudo vi /etc/rc.local

参考:Raspbian Stretch Lite で突然無線LANに接続不能になったとき - ながいものには、まかれたくない

パッケージの追加

ひとまず最低限。

$ sudo apt install tmux vim

ホスト名の変更

$ sudo vi /etc/hostname

任意で書き換える。

$ sudo vi /etc/hosts

raspberrypiという箇所を上記と同じホスト名になるように書き換え。

パスワード変更

$ passwd
Changing password for pi.
(current) UNIX password:
Enter new UNIX password:
Retype new UNIX password:
passwd: password updated successfully

雑多な設定

$ sudo raspi-config

f:id:atuyosi:20180115004150p:plain

"4. Localization Options"から"11. Change Locale"を選択して、"ja_JP.UTF-8"を有効に。 f:id:atuyosi:20180115004201p:plain

同様に"4. Localization Options"から"12 Change Timezone"。"Asia"、"Tokyo"と順にたどっていく。

感想

まあ、スペック通りに小さくて……、遅い。これはOpenCV3系列入れるならクロスコンパイル環境の作り方を調べないとダメか。

ラズパイ3Bの2台目とどっちが良かったのかちょっと微妙な感じ。

まとめ

特別なことは基本的に何もしていないです。何より用途を決めずに勢いで購入してしまったので。

純正のカメラモジュールをつなごうかと思いましたが、それだとなおさらGPIOピンヘッダをつないだ意味がないのでLEDで遊ぼうかどうするか。

それではまた。

参考URL

ラズパイマガジン 2018年2月号 (日経BPパソコンベストムック)

ラズパイマガジン 2018年2月号 (日経BPパソコンベストムック)

*1:買ってしまった

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