分籍届なるものを提出してきた
スポンサーリンク
分籍届という書類をお役所(京都市の場合は区役所または出張所)に提出すると戸籍が新規に作成され、本籍地を独自に設定できる。
本籍地を変えたい場合は転籍届らしいが、これは同じ戸籍の人間全員が影響を受ける。しかし分籍届ならその問題を回避しつつ、本籍地を自由に指定できる……。
もちろん、安易にするような手続きではないそうです。メリットがないらしいので。
経緯と動機
本籍地を変えたかったが、家族の理解を得ることは困難。しかたがないので自分だけ脱出した次第。
自分の本籍地が個人的に嫌いな都道府県だったのが嫌だった。しかも本籍地の住所に住んでいる親族がものを捨てないタイプなのでゴミ屋敷化が進行している。
なんか嫌だけどどうにもならない……。そんなところに分籍届の存在を知った次第。
メリット
なし。気分の問題。法律上の親子関係は残るのでなんか意味があるのか疑問らしいです。
デメリット
不可逆な手続きので元の戸籍に戻ることができない。相続など、元の戸籍を取得する必要が発生した場合に手間がかかるとか。
むしろ何か家庭環境に問題があるとか思われるかも。
というか普通は戸籍謄本の提出を要求されるのはパスポートの作成時とかお役所関係だと思うので問題ないような。
手続き方法
- 戸籍謄本を入手
- 新しい本籍地の住所を決める(実在する住所であること)
- 印鑑と戸籍謄本を持ってお役所にGo!!
- 戸籍関係の窓口に行って、「分籍届を提出したいのですが」という感じで用紙を貰う(頻繁にするような手続きではない模様)
- 書類を書いて印鑑を押して窓口に戸籍謄本とセットで提出
- 住所が実在するか確認して問題なければ受理される
「元の戸籍に戻れない」という点を念押しされたぐらいで特に問題なく終了。反映されて新しい戸籍謄本が作成されるまで1、2週間かかるとのこと。
ちなみに新しい本籍地は京都市内の神社にしておきました。流石に皇居とか京都御所はどうかと思ったので。
岡山城あたりも有力候補でしたが、提出先の市町村と同じ方がスムーズであろうということで今回はパス。
まとめ
よほどのことがない限りする必要はないと思いますが、まあ、家族関係に思うところのある人で、どうしてもというならやってみてはいかがでしょうか。
正直なところ、そもそも戸籍というシステム自体、中途半端に形骸化してるんではないかな、とか思ったり。
おしまい。