お金儲けと車の運転は似ている
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タイトルでもう言いたいことをほとんど言っていますが…。
一昔前、「お金儲けは悪いことですか?」とマスコミに問いかけて一斉を風靡した投資家がいらっしゃいましたが。
大抵の方は車の運転を悪とは言わないでしょう。
ところが、飲酒運転や脇見運転、いわゆる危険運転となればどうでしょうか。 間違いなくこれは悪ですね。交通ルールを守って安全運転に努めるなら、それはいいことのはずです。
もう何が言いたいのか、お分かりかと思います。
お金儲けにもいろいろあるよね。と。
悪いお金儲けとは詐欺や悪徳商法、霊感商法、優良誤認およびそれ以外の法令半すべて。人の怨みを買う商売全般。
一方で社会の役に立つ事業を持続的かつ適正利潤で営むのであれば、それは悪いことではないですよね。いいことのはずです。 同じ商売を続けようと思うなら、つまり持続可能な商売をしようと思ったらあまりあくどいやりかたはできないはず。
利益を出そうとする限り、お金儲けに卑しさはつきものでしょうが、昨今のお金儲けを何でもかんでも悪と見なす風潮についてはどうかなと思います。
お金儲けがいいことかわるいことか、それはやり方次第です。
かくいう私もお金とお金儲けを悪いものだと思ってましたが、それは親の教育が原因だと気がつきました。 うちの親はよく「金持ちの家庭は不幸だ」などと金持ちの悪口を言ってました。今思えばこれは自分の経済力のなさから目を背け、子供の前で親の威厳 を守ろうとしていんだろうと思います。あまりよい金銭教育ではないでしょう。
もちろん、新聞のしつこい勧誘や悪質な光ファイバの自称代理店、優良誤認を狙う携帯電話会社などは論外です。
お金を車に例えるという発想の元ネタは斎藤一人さんの本です。お金儲けの是非というより、お金に愛されなさいという考え方でしょうかね。
- 作者: 斎藤一人
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FeBe でオーディオブックが入手可能ですが、ちょっと説教くさいので書籍版の方がよろしいかと。
持続可能な商売という点では、京都商法*1とか、近江商人の三方よしという発想はもう風前の灯なのでしょうか。
お金儲けも車の運転のごとく、(法律と商業上の)ルールを守って安全運転でお願いしたいと思う今日この頃。 訪問販売と新聞の勧誘、それから宗教団体の勧誘は禁止していただきたい。
それでは。
*1:観光客向けの商売ではないですし、ブランド商法でもないです。