2段階認証を無効化してみた話(備忘録)
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昨日の記事の関連で。備忘録。
時間がかかりそうだったので利用中のサービスのうち、重要なものだけでも2段階認証を外せないか試みたその結果。
Authyのアカウントは復旧しているので再度設定し直していますが。
2段階認証の解除の試み
チャットかメールで人間とやり取りできる場合はなんとかなるが、ヘルプドキュメントの検索しかないサービスはまじで詰む。
結局、Authyのアカウント自体の復旧に成功したので特にどうということはないです。
Amazon.co.jp
身分証の画像アップロードで解除成功。
下記のURLから身分証の画像をアップロードすれば良い。健康保険証の画像をアップロードしたら一発でいけた。
Amazon.co.jp ヘルプ: 2段階認証の設定を変更できない場合
なお、予備の方法としてIP電話の番号を登録しておいたにも関わらず、確認コードを通知する電話がかかってこなかった。やはりSMSの受け取れる番号でないとダメみたい。
NameCheap
これも解除成功。
チャットでサポートに問い合わせて、本人確認のための質問に必死で回答すれば解除できる。ドメインを購入した際の、確認メールに記載された注文番号みたいなものを要求されるので注意。
決済手段によっては決済サービスからの通知メールに記載の番号も必要。
やり取りは英語だけど質問に答えればいいのでそこまで難しくはない。
Vultr
解除成功。
デポジット*1の残高の件で向こうからメールが来た際に解除してもらった。
本人確認のために最後に支払った日付、取引ID(PayPalの場合)、支払った金額、登録している名義・住所をメールで回答する必要あり。
請求書をメールで受け取れるようにしていれば特に困らないはず。
CloudFrare
どこからコンタクトを取るのか不明。人間にメッセージを送る方法がわからんかった。解除できず。
サポート用のコミュニティサイトにログインできなくて困っている、という投稿があったけど、そもそもそのサイト自体、投稿するのにログインが必要なんで……。
Q&Aを読む限り、Authy側のサポートでなんとかしてもらえというスタンスという理解。Authy自体で問題が起きるケースは想定していない模様。
ドメイン乗っ取りも怖いが、アクセスできなくなるとドメイン自体を放棄するハメになりかねないので要注意。
Authy自体がサービス終了する時が一番やばい。
まとめ
サポートとコンタクトを取れるかどうかと、本人確認のための質問に答えられるかどうかがキモ。
サービスにもよるけど、支払明細などのメールはきっちり残しておいた方が吉。 2段階認証に限らず、本人確認に必要になるはずなので大事なサービスの場合は住所とか電話番号はこまめに変更しておく。
2段階認証自体は有益ですが、スマートフォンを紛失しないとか、バックアップコードを控えておくなどサボらずにちゃんとするのが一番のはず。
とりあえず自暴自棄はやめておきましょう。
*1:事前入金方式のVPSサービスなので