電子書籍の時代だからこそ、紙の技術書に期待したいこと
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いわゆる個人の感情的見解です。
なぜこういう記事を書こうと思ったのか動機が思い出せませんが、下書き状態で放置するのもどうかなあと思ったので。
その1 紙(印刷用紙)
もっと製本に使う紙(Paper)にこだわって欲しい。
厚みと光沢と手触りの問題。
単色刷りよりはカラー印刷の方が見栄えがいい。それは認める。
その代償として印刷に使う紙が分厚くなってたら意味がないし、写真集じゃないんだから光沢は不要*1。
特に英語学習向けの本とか、本の内容によってはコピー紙みたいなシャープペンシルで書き込みやすい材質の紙にして欲しい。
それと別のニーズとして、プログラミング関連の本の内容をキーボードで打ち込むというケースがある。いわゆる写経。
こういう場合、パタンと開けると非常に助かる。
以下参考情報。
そもそも、わたし紙の本をあまり読まなくて…読むとしてもスマホかkindleですね。紙の本って重くて、持ち運びにくいじゃないですか。
でも、技術書の場合って書き込みをしたり、ページを行ったり来たりするから、紙の本を買わないといけない…そういうのもイヤで。笑
分厚い技術書を肘で押さえながら、プログラミングするのとかって、なかなか不便じゃないですか?
引用元:戦略的に「プログラミング女子」になって内定ゲット。独学でVRアプリをつくった、元女子大生プログラマーが語る、アプリ開発学習法と就活でのメリット | アプリマーケティング研究所
単色印刷か二色刷りで各ページの印刷に使われている用紙が薄い本は肘で抑えなくても大丈夫だったりする。
ブックスタンドという手もあるんだけど、持ち運びの問題とページ数と紙の厚みによってはこれも無理。
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何も「ほぼ日手帳」みたいに完全に真ん中で開くようにする必要はないんです。
カラーにするのを諦めるか、薄い用紙にしてくれという話で。
その2 索引
検索できないのだから索引はしっかりして欲しい。
電子書籍の長所の一つは検索性とランダムアクセスの容易さなんだけど、一般的な語句で検索をかけるとヒット件数が多すぎて絞り込みが面倒。
著者がしっかり厳選した索引であればこういう問題はないし、買わなくても本屋の店頭で索引を見れば必要な事柄が書いてあるかわかる*2。
その3 判型
逆引きガイド系の本で、見開き2ページで1トピックにしたいのか知らないけど、各ページの情報量が小さいせいで分厚いのを何とかして欲しい。
ブックスタンドにセットできないうえに分厚くてカバンに入れてもかさばってしまう。
A5判とかじゃなくて、素直に判型を大きく(B5判とかA4判)して厚みを減らした方がいい。総重量は同じでも薄くて大判の方が取り回しは確実にいい。
辞書みたいな形状にしたいなら、用紙も辞書のように薄くすべき。
DTPソフトの画面上の見栄えがいいかは問題じゃない。買った人から見て不便だって話。
そのほか
すぐに絶版にするのはやめて頂きたい。
機会損失とかロングテールとかあるじゃないですか。
本が売れないという以前に、この前のノーベル文学賞のカズオ・イシグロ氏の著書みたいに突発的に売れる可能性があるんだから。
せめて電子書籍とかオンデマンド印刷とかにして下さいよ。
おしまい。
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