Kotlin 関連本の比較メモ
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急に日本語のKotlin本が増えている。どれがどういう内容なのか、簡単なメモ。
電子書籍版も結構リリースされている。洋書はPacktから何冊か、あとは"XXX in Action"シリーズ。
Android アプリ向け
Kotlinの文法の解説だけでなくAndroidアプリ開発についての記載がある本。または、Androidアプリ開発中心の本。
『Kotlinスタートブック -新しいAndroidプログラミング』
Kotlinスタートブック -新しいAndroidプログラミング
- 作者: 長澤太郎
- 出版社/メーカー: リックテレコム
- 発売日: 2016/07/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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良書。ちょっと古くなっているので改定を期待したい。
最初の3分の1がイントロダクション、次が文法リファレンス、最後がKotlinによるAndroidアプリのサンプルの解説。
『Androidアプリ開発のためのKotlin実践プログラミング』
Androidアプリ開発のためのKotlin実践プログラミング
- 作者: 船曳崇也
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2017/12/26
- メディア: 単行本
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本屋でざっくり眺めただけ。
すでに開発済みのJavaのAndroidアプリがある人向け。
Kotlinらしいプログラムを書くノウハウと、既存アプリをKotlinに移行させるノウハウを解説している。
前半はコマンドラインツールの作成を通してKotlinプログラミングの解説。後半がAndroidアプリの話。
既存アプリにKotlinを混在させるパターン、あるいはJavaからKotlinへの変換するパターンが新規のアプリをAndroide作ろうという感じではない。
Kotlinでアプリのテストを書く、という事例が載っているのは好印象。
『はじめてのKotlinプログラミング』
- 作者: 清水美樹
- 出版社/メーカー: 工学社
- 発売日: 2017/10/01
- メディア: 単行本
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ちらっと見た印象だとKotlinの文法を解説しつつ、簡単なプログラムを書いてみようというチュートリアル本。
Androidアプリの話は最後の方にちょっとだけ。
タイトル通りという感じ。
文法書
『Kotlinイン・アクション』
- 作者: Dmitry Jemerov,Svetlana Isakova,長澤太郎,藤原聖,山本純平,yy_yank
- 出版社/メーカー: マイナビ出版
- 発売日: 2017/10/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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分厚い文法書。翻訳書。Android アプリの話は書いてないっぽい。
Kotlin開発陣が書いているらしい*1。
その他
Kotlin Webアプリケーション 新しいサーバサイドプログラミング
- 作者: 長澤太郎
- 出版社/メーカー: リックテレコム
- 発売日: 2017/10/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Kotlinでサーバーサイドのプログラミングを書こうという本。実物は見てないがAndroidアプリの話はないはず。
Androidアプリのバックエンド側とか?
まとめ
Kotlinによる新規Androidアプリ開発の入門書が欲しいところ。日本語の本はすぐには出ないだろうと思っていた割には早かったという印象。
すんなり日本語の本が出揃うなら英語の本を買う必要性はなかったかとちょっと後悔気味*2。
これからちょっとずつ個性的な本が出てくるのかと思うとiOSのObjective-CからSwiftへの移行期みたいで面白い。
actto BST-02 ブックスタンド(OEM品番:EDH-004)
- 出版社/メーカー: actto corp.
- メディア: エレクトロニクス
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P.S. 分厚い本を読む場合はブックスタンドがあると便利なのでおすすめしておきます。